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真夏の納涼ホラーオールナイトに行って来た@新文芸坐

最近どうも食指の動くホラーが足りないので、一気に自分を喜びで満たすことにしました。ひゃっほー♪仕事しすぎで頭が弱冠オカシくなってしまってるかも。そんな私にはちょうど良かった。てな訳で行って来ました、新文芸坐「ホラー・マニアックス presents 納涼ホラーオールナイト」。

しかしオールナイトはやっぱりキツイ。眠くてかなわんです。前回、ペドロ・コスタのオールナイトに行って以来。「もう二度とオールナイトに行くもんか」と思ったくせに、すっかり忘れてた。映画は楽しかったけど、単純に4本立てとか、私には無理ですやっぱ。一日2本が限界だよー。



今回は1.『デビルスピーク』、2.『アクエリアス』、3.『暴行列車』、4.『エクスターミネーター』の4本立て。

1. 『デビルスピーク』 ’81年、アメリカ
原題:Evilspeak
監督・製作・脚本: エリック・ウェストン
製作:シルヴィオ・タベット
原作・脚本:ジョセフ・ガロファロ
出演:クリント・ハワード、リン・ハンコック、R・G・アームストロング、チャールズ・タイナー

感想★★★パソコンならぬ、マイコンが登場。当時「男の子版キャリー」と言われたらしく、いじめられっ子が悪魔の力を借りて復讐する物語。この悪魔がまた、なかなか復活しないんだ。眠い最中だったので、悪魔の復活はまだかまだかと待ちくたびれてしまいました。物語終盤でようやく復活。見所は、何故か風呂場で野豚の軍団に襲われる、全裸の美女。冒頭の首チョンパのシーンもなかなか凝ってるし、ユニークです。きっと当時コンピュータと悪魔崇拝というのが合体したことも、すごく新しかったのだろうな。ただ個人的には一番眠かった。あと、田野辺尚人が「オッパイが微妙」と言うのは分かる気がした。

2. 『アクエリアス』 ’86、イタリア
原題:STAGE FRIGHT/AQUARIUS
監督:ミケーレ・ソアビ
脚本:ルー・クーパー
製作:ジョー・ダマト
出演:デビッド・ブランドン、バーバラ・クピスティ、ロバート・グリゴロフ、ジョン・モーゲン、メアリー・セラーズ

感想★★★☆監督がダリオ・アルジェントの弟子というだけあって、才能がキラリと光る、イタリアのジャーロ/スラッシャー映画でした。サスペンスフルでゾクゾクさせるし、スラッシャーとしても素晴らしいのでは。個人的には前半がかなり眠くて、すっかり寝てしまったけど、フクロウ男が現れてバッサバッサと人を殺し始めてからは全く眠気が醒めて、すごく楽しめた。殺し方が残虐、派手。劇場という閉じ込められた空間で『ハロウィン』ばりの殺人が繰り広げられるというシチュエーションも、しっかり怖さを助長してたと思います。良作。ただ、殺人鬼のカブっているフクロウのお面がちょっと馬鹿馬鹿しかった。あと、殺人鬼の中身が全く劇場と関係無い精神病者という設定は、もったいない気がした。

3. 『暴行列車』 ’75、イタリア
原題:L’ULTIMO TRENO DELLA NOTTE、(英語タイトル「NIGHT TRAIN MURDERS」)
監督・脚本: アルド・ラド
脚本: レナート・イッツォ
音楽: エンニオ・モリコーネ
出演: マーシャ・メリル、フラヴィオ・ブッチ、エンリコ・マリア・サレルノ、ジャンフランコ・デ・グロッシ、マリナ・ベルティ

感想★★★★☆これが一番満足度が高かった。全く眠気を催さなかったし。後半で物語が変容し、どんでん返しする構成が好き。完成度の高いイタリアン・ジャーロ。うら若き女性がレイプされゴミのようにポイと捨てられてしまうのは確かに酷い。でもそれより、チンピラ男二人より一枚上手な変態気味な熟女が、まんまと逃げおおせてしまうのがちょっと納得のいかない終わり方ではあった。この、キルステン・ダンストにクリソツな女優さんがまた、表情が憎たらしくて。中原昌也は、手マンのシーンがお気に入りらしい。男子はいくつになっても少年なんだなあ・・・

4. 『エクスタミネーター』 ’80年、アメリカ
監督・脚本: ジェームズ・グリッケンハウス
製作: マーク・バンツマン、レスター・バーマン
出演: ロバート・ギンティ、スティーヴ・ジェームズ、クリストファー・ジョージ、サマンサ・エッガー

感想★★★☆アンチ・ヒーローもの。ホラーではなくアクション映画だけれど、友人を半殺しにされた男が復讐し、相手を次々と殺しまくるやり方が、残虐だったりする。ミンチにしちゃったり。スラッシャー映画並に残虐な主人公がなかなか良くて、楽しめる一作。4本立てのトリで疲れて眠いはずな上、同じ事の繰り返しというシンプルなストーリーなのに、全く寝なかった。一番好きなのは、冒頭のベトナムのシーンの、首チョンパ。これが本当、秀逸で素晴らしいんだ。これを80年代にもやれたなんて凄いなあ。主人公がギンティ小林がトークショーに来ていたので、彼のチョイスなんだろうなと。

「今回の作品は全てオッパイが出ますよ」の予告通り、どの映画にも必ずエロとグロが。オールナイトはホント辛いけれど、その価値はあったなと。

 

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