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ヒトラーのためのソナタ #56

’79-’89年、ソヴィエト
原題:Sonata for Hitler
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
構成:アレクサンドル・ソクーロフ
音楽:J・S・バッハ<無伴奏フルートソナタBMV1013>

 

ヒトラーとスターリンという同時代を生きた二人の独裁者の人生を、スティル構成で対比させた。セリフがまったくなく、群集の喚声や不気味な不協和音が画面を覆うが、不思議な静けさと緊張感に満ちている。・・・上映作品解説より

たった10分という作品だけれど、見入ってアッという間に過ぎてしまう。ヒトラーとスターリンを交互に映しだし、それぞれの論説する姿、怒号する姿、立ち姿などを対比させている。怒号などはまるで聞こえてくるかのよう。静かながら異様な迫力があって、私は、モノクロの配置を見ているだけでも面白かった。

こうやってヒトラーとスターリンを対比させた映像というのは面白いなと思う。そう言えば、ニュージーランドのオークランド博物館に「ウォー・メモリアル」の展示品があった。入るとすぐ、真ん中から右にヒトラー、ムッソリーニ、スターリン。真ん中から左には、チャーチル、ルーズベルト、東条英機のポートレイトが大きくバーンと飾ってあって、とても驚いてしまったが、それを思い出した。

 

ヒトラーのためのソナタ@ぴあ映画生活

 

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