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とらねこのゼロ年代ベスト

ヘドウィグ
最近多忙で、なかなか更新出来ない日が続いてますが。

ゼロ年代が過ぎ去って、’10年代へ!
個人的に、あっと言う間に過ぎ去ったこの10年でした・・・。
ああ・・・なんて早いんだろう。
「年取ったら、時間過ぎるのなんて、あっという間だよー」、なんて聞いてたけど、本当だったな。
個人的には、20代から30代へと劇的な変化を辿ったこの10年。忘れられない出来事がいくつもあるんですね。
ま、いいや・・・。

とにかく、その映画のことを思い出すだけで胸がいっぱいになるような、愛してやまない映画だけを集めました。そこに”映画好き”としての微塵の見栄も、ハッタリもない、純然たる作品ばかり。
監督で選ぶことはせず、作品のみで選びました。

てなワケで、ゼロ年代ベスト、行ってみましょうか~!



1.ムーラン・ルージュ


「ゼロ年代ベストを作ろう」と考えて真っ先に思いついた。モダンな古典、高潔な娼婦、何と呼ぼうと構わない、二つの相容れないエキセントリックなクロスオーバーがコレなのだ。デカダンでクレイジーで、ゴージャスでエラスティックな世迷い言。MTV世代のニュークラシック。悲劇は時に喜劇にもなる。ああ、私の全て!



2.イントゥ・ザ・ワイルド

現代社会という牢獄の中から逃亡し、北をまっすぐ目指す青年クリスの、ピュアな瞳が忘れられそうにない。私達はくだらない価値観から逃れる術を知らず、その代わりにしたことと言えば、成長し、大人になるってことだった。大人になる過程で、自分自身とその価値観を変え、いろんな事を忘れてしまったボクに、「忘れ物だよ」って届けられた、みずみずしい傑作


3.ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

この映画にはひたすら影響された。挙句の果てに、結婚式の二次会でこれを歌った。誰の?って、自分の。ならいいよね、別に?(笑)ドレッドヘアにウェディングドレスという、なかなかに奇抜な出で立ち。きっと、ヘドウィグもビックリしたんじゃないかな?

4.ウェイキング・ライフ

「一番凄い映画は、夢に似てる映画だ」っていう台詞があったのは、『リミッツ・オブ・コントロール』だったけど、それを聞いて思い出したのは、私的には『マルホランド・ドライブ』とこの作品。『ウェイキング・ライフ』はまさしく、長年探してきた宝物のように思えた、珠玉の逸品だった。誰に理解されなくても

5. ダンサー・イン・ザ・ダーク

見終わった後、あれほど嫌いだと思ったのに、あのヒリヒリ感が少しも癒えることがなくて。ビョークの歌声を思い出すだけで、いろんな思いでいっぱいになって、真っ直ぐ歩けなくなる。

6.スペル

出てくるエピソードの一つ一つに、10点10点10点10点10点10点~~!と叫びそうになった作品。楽しくて面白くて、嬉しくて笑いが止まらない。うひょひょひょ!ハイテンションをありがとう。

7.トランシルヴァニア

そうだ、人生は旅なのだ。我々は誰しも、幻の聖地を目指して、その瞬間瞬間を輝かせるために放浪する旅人だ。誰しも自分勝手なお一人さまだけど、いつの間にか交差する男と女・・・。それは最高にドラマチックな物語になりうる。ただ単に愛とロマンが誇大化されて描かれていないところが、またツボにハマる。

8.ヒルズ・ハブ・アイズ

ホラーとは、退屈な分野でもなければ、定型化された表現のみが繰り返される場所でもないのだ。・・・ということを、改めて感じさせる傑作。邪悪なお子様ランチ(“アメリカ”国旗つき)が忘れられません!

9.潜水服は蝶の夢を見る

ジャン・ドミニク・ボビー、彼を思い出すと、感情が波のように押し寄せてくる。男って、こんなにも馬鹿で、愛しくて、努力家で・・・。尊厳死ではなく、威厳ある生を最後まで選んだ男。『海を飛ぶ夢』と対にして見るべき傑作。


10.グラインドハウス USA公開版
(『プラネット・テラー』と『デス・プルーフ』)


見終わった後の幸せ感たら無かったな!映画館でポップコーンを食べることを、いつしか禁じ手にしていた私。おかげで、バカでかいバケツみたいな容器に入ったポップコーンを頬張ったのは、ほんの数回。その内の2回が、この作品と『イングロリアス・バスターズ』。こうやって楽しむことが出来ないなんて、そんな小難しい映画好きには、私は断固として、なりたかないってヤツです。

 

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コメント(58件)

  1. 横レス失礼・・・
    AVP(もちろんアダルト・ビデオ・パッケージではなく)は社長さんの死に際のセリフが良かったなあ
    「お父さんが最後に思い浮かべたのは、君と頂上で空けたワインの味さ」
    おまえ、こんなバケモノ映画でそんないいセリフ吐いてんじゃねーよ!と(笑)

  2. みさま
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました!
    [email protected]…というのが自分の携帯メアドだった私がお答えしますよ!
    (その後変えたメアドもSSDD_ウロボロス@…)
    ラースとその彼女!ぷぷぷー
    そう言えば、あの記事でお話ししてくださった、ドーラーのお友達はその後、アビス社のダッチワイフを手に入れられたのでしょうか?
    >底抜け脱線ミュージカルもしくはゾンビ映画としてっつーと大抵怒られるんですヨ…
    「底抜け脱線ミュージカル」呼称はしたり!ですが、「ゾンビ映画」というのは、ハテサテ?
    >悲惨×ビョークの圧倒的歌声×トンマな画ヅラのケミストリーの破壊力たるや!
    「時々何ソレ?!」と口をあんぐり開けてしまうような画ズラが、もう本当に天才的としか思えなくって・・・。
    大女優ドヌーヴがみすぼらしい姿に身を包んで、あの哀しいまでの優しさ!これがまた、心の琴線をギュルギュル奏でまくるんですよ〜(T-T)
    それから、工場の出す機械音をまんまミュージカルに使う!なんつーところも、本当に忘れ難くって。(筋少の『労働者M』をちょっと思い出しますが)
    >『通り雨』
    いやー、分かってもらえますか!^^* やーすいません!本当にいつもいつも。
    舞台上に線を引いただけの「階段」を上がったり下がったりしたり、ふすまを開けたり、歯ブラシナシで歯磨きをしたり、といった、パントマイムの面白さが描かれた一人舞台でした。
    『通り雨』って、父親の不倫現場に子供が出かけて行って、相手の女に別れ話を切り出す話なんですよね恐ろしー!
    「普通の女の子の幸せを疑似体験する」マヤがまた、不憫で不憫で・・・(爆)

  3. みさま
    (つづき)
    白髭ターン!出番ですよ〜。たっち。どこどこ?
    >トーマスじゃない方の!ボンクラの方の!
    >でお馴染みのポール・WS・アンダーソン
    ポールWSアンダーソンも、特集組みたいぐらいですよね・・・。
    対決モノ流行った中でも、一番好きなのはやっぱり『ジェイソンvsフレディ』だったり・・・。私ってやっぱりベーシックな人なのかしら?
    まさか白髭タンがこっちをベスト10選出してくるとは!
    今回、こうやってお互いのゼロ年代ベストを出し合って初めて、お互いの好みを認識し合えましたヨネ。
    なんか、みさんの趣味も白髭タンの趣味も、負けず劣らずちょっと変・・・。私が一番マトモなんだなって。

  4. ういーっす、もいっちょ、ういーっす!
    ちょー、とらねこタン!酔っ払いってさー自分を
    「酔ってないないですよ、アタシャコレッポッチもよってましぇんよ!」(加藤茶ふう)って言うよね!
    それと一緒でさー、わしの中のイメージとしては
    変態大将、略して変態将み氏がフルメタルジャケットのイカした名翻訳をつけた人としたら、
    とらタンはニヤニヤして、それイイvとかゆって共訳してた人みたいなポジの人だから。
    自分をマトモっていう人にマトモな人がいた試しがないのは世の常だけれども、
    今流行の、胃腸炎になったりしたノリにノッテるトレンドガールとしてはそこ聞き捨てならなかったってゆーか、
    「AVP」でプレデター狩りがエイリアンの成人の要素として扱われてた設定ぐらい
    聞き捨てならなかったってゆーか、
    プレデター1でプレデターの中に入ってたジャンクロードヴァンダムの気持ち考えたら、捨て置けなかったっていうか

  5. 「AVP」の素敵な所は全部をおじゃんにしたクソみたいな設定のくせに
    ストーリを設けようとした往生際の悪さなんだよね。ちょっといい話入れようとすんなよと。
    それ、もう無茶ヤンケと。
    プレデターと人間が共闘してるっていう資源再利用ぶり!まさに邦夫的友愛!時代先取り☆
    ドッグヴィルのさー激しい「金持ち嬢ちゃんの社会勉強」設定がさー、
    自分探しとか安易にほざいてっと泣かすぞゴルァっていう悪意あるメッセージがさぁ
    ALLパントマイムだったらもう、悪夢すぎだよね。
    多分リアルドグラマグラだよ!(爆笑)
    観れる人って選ばれし者だけじゃね?
    まぁそのなかに日本が誇る変態映画鑑賞者のツートップである
    とらねこ氏とみ氏は含まれるでしょうけどね。
    純粋代名詞であるわしはダメかなー。
    さて、これからムーランルージュを楽しもうっと☆
    チャオ☆

  6. SGA屋伍一さんへ
    こんにちは!♪コメントありがとうございました。
    ぷぷぷ・・君も黙っていられなくなっちゃったのね。
    アンタも好きね
    >「お父さんが最後に思い浮かべたのは、君と頂上で空けたワインの味さ」
    まあ、でも確かにそのとおりよね。君も顔に似合わず(?!)あまーーーーい台詞が好きな人なんだから。

  7. 白鬚タン
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
    うわー、さっき書いたコメントを消してしまった・・・。
    がーんがーん
    カトちゃんのモノマネまで出して、全力で否定してくれてありがとう。。。
    私は君たちのナカーマ、ってことだよね!ダディッツ!ありがとう!
    >今流行の、胃腸炎になったりしたノリにノッテるトレンドガールとしては
    え、そうなの。大丈夫?白鬚タン、・・・仕事の関係なのかな?
    ちゃんとしばらくは消化にいいもの食べて、ストレスのない生活をできるだけ送って欲しいな。
    胃腸炎て、ストレスからくるものだよね?それとも、人間が普通食べないものを、無理やり食べようとしたから、じゃないよね・・・?
    それにてしても、エイリアンvsプレデターも、これまたボンクラハートをガツンガツンやられる作品だったみたいで、続々そんな人達が現れちゃって。
    君を始めとして・・・www
    「大体♪毎回♪同じメンバーと再会♪」って思わず歌いたくなるような感じだね。
    >プレデター1でプレデターの中に入ってたジャンクロードヴァンダムの気持ち考えたら、
    そうだったっけ・・・ぷぷぷ君もいらんことよう知ってるね♪

  8. 白鬚タン
    >自分探しとか安易にほざいてっと泣かすぞゴルァっていう悪意あるメッセージがさぁ
    アハハ!それをそういう解釈しちゃうんだ、君は・・・ワハハハ
    ドッグヴィルは、性善説を真っ向から否定した作品だったと思うの。
    人間を信頼するには、まず自分から相手を信頼せよと。相手の懐に入って、相手に好かれるよう努力する。
    あのまるで舞台劇のセットのような共産主義的地域共同体の中で、そこに現れたキリストのような、純粋で心の美しい女性が、それを体現する、というところから始まるよね。
    で、それがどんな結末を迎えたかはご存知の通りなのだけれど、もちろんそれを人間以前の男としての本能や、女の嫉妬や、ありとあらゆる醜いものを露出するに至る、という。その過程が、もうとにかくスゲーーー!!!と。
    いやあ、何を隠そう、私もドッグヴィルは大好きッッ娘ですよ。
    おっ、ムーランルージュこれから見るのね♪
    感想楽しみにしてまーっす




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