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メアリーとマックス ▲157

Mary and Max’08年、オーストラリア
原題:Mary and Max
監督:アダム・エリオット


トニ・コレット(声)  メアリー
フィリップ・シーモア・ホフマン(声)  マックス
エリック・バナ(声)  ダミアン
バリー・ハンフリーズ(声)  ナレーター
ベタニー・ウィットモア(声)  若い頃のメアリー


TIFFにて鑑賞。
いじめられっ子の8歳のオーストラリアに住む少女メアリーと、アスペルガー症候群の超肥満体の44歳のNYに住む男マックス。この二人の奇妙な文通を描いたアニメーション。
アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞を受賞した作品。

私が見る前に想像していたのは、どこかホッコリするような、それでいて温かい物語だったのだけれど、開けてみたら全く違っていて驚いた。
色調も暗く、白黒やセピア色が基調とされ、ブラックジョークもかなりキツく、これは想像した以上のブラックさ。しかもとても鋭いユーモアセンスで、笑い飛ばしたくなる時もあれば、悲しくなって来て胸に突き刺さるような物語でもあり。人間社会に対する、グサリと突き立てる諷刺の精神にも驚いた。

私の友人が指摘するに、マックスの色調は白黒のダークな世界。対するメアリーの世界は、セピア色だ。そしてところどころ、色がついている。メアリーの贈り物にも色がついている。

メアリーという女の子の登場からして、驚いてしまう。子供時代から顔にアザがあり、眼鏡をかけていて、決して美しくない少女。でもとても素直で善良な少女なので、大きくなって少しは綺麗になるかと予想した。それなのに、少しも綺麗にもかわいくもならない・・・。
マックスも、心を閉ざしたままだったので、彼女との文通によって、少しづつ明るくなったり、良くなる兆しが描かれるものと期待して見ていたけれど、全くそうはならない。病理が少しは良くなる、ということも全くなければ、人間が好きにもならない。

私は、自分がいかにおめでたい人間なのだろうと痛感した。
結局私は、何か世界が変わることを心のどこかで信じたているのだ。人間不信な人や心に病を抱える人が、何かのキッカケで変われると信じ、奇跡が訪れることを期待している。ただ楽観主義的な希望的観測から。

この物語は、おとぎの国が描くような展開には決してならないし、人の思いはスレ違うけれども、それでも、最後の最後に、それよりもっと不幸だったはずの人生よりは、きっとマシだった。たった一人で絶望して死ぬことがなかっただけでも、本当に良かったと思えた。



ストーリー・・・
本作は、対照的なふたり——オーストラリアのメルボルン在住、丸ぽちゃで孤独な8歳の少女メアリー・ディン クルと、ニューヨークのカオスで暮らす超肥満体でアスペルガー症候群の44歳のユダヤ人マックス・ホロウィッツの、ふたつの大陸をまたいだ20年に渡る手 紙を通して描かれる物語。思春期から大人の女性へと成長するメアリーの旅路と、マックスが中年から老いを迎える過程を追いながら、紆余曲折を経て友情を越えた強い絆が結ばれる様子を描く・・・

 

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コメント(16件)

  1. くそーぉ、悔しい〜
    この作品TIFFで観たかったんだよね、貴女のレビューを読み超観たい!
    地方左遷され観れなかった、多分一生観れない(涙
    ロカルノコンペだった『タンゴ・シンガー』も観たかったんです。貴女がマジにうらやましい。
    羨望と嫉妬入り混じり複雑(笑
    しかし映画祭っていいですよね、この時にしか観れない作品を、作品にもよりますが監督やプロデューサー・俳優・監督にふれあい体感できる貴重な機会。
    で、貴女は『タレンタイム』観ました?
    今年のTIFFで一番感動した人生ベスト20に入る作品でしたよ。

  2. とらねこさん、おはようござります
    画像の椅子に座ってる人がマックスですよね? 奥に飾ってある色の付いた写真?がメアリーからの贈り物でしょうか。さすがに何が写ってるかまではわかんないな〜
    とらねこさんの記事を読むとなんだかウツが入りそうなお話だけれど、「文通」がどんな風にアニメで描かれてるのか興味ありますね。有名な人が声あててるし、一般公開しないかなあ。ジブリに期待するか・・・
    ホッコリするようなアニメは、『カールじいさんの空飛ぶ家』に期待したいですね! 『戦場でワルツを』はやっぱり暗くなってしまうお話なんでしょうか

  3. 設定が今までにない感じですね、
    結末がどうなるか気になります!

  4. LongIslandさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございます。
    >多分一生観れない(涙
    おお、LongIslandさんもこの作品見たかったとは!そうですか。
    私は、今敏の『東京ゴッドファーザーズ』を見た時に、「アニメでセピア色を基調にするなんて、勇気があるなあ!」なんて思ったのですが、この作品でも同じように、暗い色調が全編使われていて、驚きました。
    日本公開はどうでしょう。。。されるでしょうか?
    とてもクオリティの高い作品だったのですが、内容的にもう少し明るい方が、、、なんて思ってしまいました。
    私から見れば、LongIslandさんは私よりたくさんご覧になっていて、さすがだなあ。。と思います。
    私、フィルメックスと比べて見ても、TIFF作品の全体的な満足度、これはすごかったなあと。そこで、今年はこちらに絞って頑張って見たつもりだったんですが、
    それでも東京を離れることになってしまったLongIslandさんより本数が少なかったんですね
    しかし本当に、どの作品もクオリティが高くてすごいですよね!
    『タレンタイム』、ヤスミン・アフマド監督はまだ日本で一作も公開されていないんですね。。。
    それなのに遺作ですか。なんてことでしょう。
    そしてLongIslandさんはすでに何本もご覧になっているなんて、さすがです
    今更ではありますが、日本公開された際には、見に行こうと思います。教えてくださりありがとうございます!

  5. 健康的で明るい光を放っている、とらねこさんには、
    少しこの作品はヘヴィでキツイところもあったかも
    しれませんね。
    私には、そんじょそこらの実写映画よりも余程深く鋭く、
    「自分たちが生きる世界」が丁寧に描かれていると思いました。
    そして同時に、皆なにかしら不完全であり問題を抱えて
    いることを受け入れる・認めるという暖かさも。
    問題点は多いけれど、マックスもメアリーも自分自身に
    とても誠実で、嘘や虚飾がないところも好感。
    しかしそれゆえに、他人からは変わり者扱いもされる。
    自分でも、他人のように世の中うまくやることが出来て
    いないことを知っている。2人を取り巻く環境は容赦がない。
    正常な振りして平気で酷いことをする人達よりも、余程
    物事を懸命に考えているのに。
    歳も、性別も、国も、性格も、環境もまるで違う2人が
    文通を通して時に励ましあい、時にケンカ別れもする。
    最後まで事態は大きく変わらないかもしれない。
    単純なハッピーエンドなんて用意されていないラスト。
    それでも、孤独な2人に、確かに友は居たのだ、自分の
    人生の中に20年以上に渡る友が。
    それだけで、胸がいっぱいになってしまうよ。
    1日に数秒しか撮影できない、粘土アニメという手法で
    90分にも及ぶ作品を作り上げた、作り手の信念と愛情には
    敬意を表します。

  6. 横入りごめんなさい。
    SGA屋伍一さん
    >奥に飾ってある色の付いた写真?がメアリーからの贈り物でしょうか。
    これは本編では鏡であるところを、宣伝ポスター用に
    メアリーの絵柄をはめ込んだものです。
    奥にあるそれよりも… もっと目立つところに色のついた
    ちょっとだけ心が温かくなるようなものが見えませんか?
    モノトーンの中の差し色の効果としても効いています。
    とらねこさん
    >アニメでセピア色を基調にするなんて、勇気がある
    ははは(笑) その意見に少し驚きました。
    そもそもアニメはカラーであると誰が決めたのでしょう。
    アニメだからこそ、どんな色調にすることも可能だと
    思いませんか?
    色はビジュアルセンスとしてだけでなく、作品のジャンルや、
    心象を映す鏡としても、重要なキーでもありますよね。
    商業アニメでは確かに、鮮やかなカラーの作品が多い
    かもしれませんが、それ以外では色もその作品の表現
    として
    時にセピアだったり、時に寒色系だったり、暖色系だったり、
    くすんだ色だったり、淡いやわらかい色彩だったり…
    色んなアニメーションがありますよ。

  7. SGA屋伍一さんへ
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
    >奥に飾ってある色の付いた写真?がメアリーからの贈り物でしょうか
    >>6でochiaiさんがSGAさんの質問に対して答えてくれてます↑
    それぞれが世間のはみ出し者っぽく扱われている彼らではあるのだけれど、本当はとても優しい心の持ち主である彼ら。
    文通しながら、お互いが自分の好きなものをプレゼントをしたり、顔も知らない相手に心を開いて文を書けるところがとても胸を打つんですよ。
    上にochiaiさんがもっとたくさん、この作品のいいところを書いてくれました
    ただ私の意見ですが、だからこそ彼らの方が、世間の人たちに関係なく、誰よりも幸せだ、と思える瞬間が欲しかったんですよne。
    ダークでヘヴィーなこの世界観、正直好き嫌いはあるかもしれないです。でも、ユニークなセンスがとても光っていて、見て損のない作品であることは確か。
    ジブリ美術館ライブラリーは、面白くて鋭い海外アニメをチョイスしてくれるんですもんね。
    この作品、なんとか公開してくれないかなあ〜!

  8. toshiさんへ
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
    そうなんですよ、設定が面白いんですよね。
    ブラックでビターなジョークも面白くて、鋭い作品でした。
    toshiさんはアニメもご覧になられるのですね♪

  9. ochiaiさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    そうですねえ、ochiaiさんのおっしゃるとおりのところが見所、と思いますよ。
    私は、一体どれだけ、単純なファンタジー的世界を望んでいたのか、改めて考えてしまいました。
    善良な気持ちの優しい人間は、おとぎ話みたいに幸せになるところが見たいですし、
    気持ちの寄り添える文通相手が現れたら、それだけで世界が変わるぐらい癒される、そんな風にどこか思っていたんですねえ。
    なんて単純なんでしょう、自分でも嫌になりましたよ。トホホ。
    アニメの色使いに関しても同様でして。ochiaiさんがおっしゃるように、色合いをその表現の一つとして考えることもできます。
    そうした表現方法を、自分は初めこそ面白く感じたものの、次第に虚ろな気持ちになり、セピア色や白黒の世界は重苦しなってきて、退屈や空虚感で息苦しくなってしまいました。
    正直、終わった後はグッタリ疲れてしまいました。
    上映終了後にochiaiさんにバッタリお会いしましたが、その時もお話しましたとおり、私はすっかり頭が重くなって、気持ちが滅入ってしまいましたよ。
    本当は彼らを孤独にした世間の方こそがそうした色合いなのであって、彼らの頭の中はもっとイマジネーション豊かな色彩豊かな世界である、もっとそんな風に描かれていたら、自分の感想はもう少し違ったと思います。
    たとえば、ティム・バートンの『スウィーニー・トッド』なんかですと、ヘレナ・ボナム・カーター演じるミセス・ラヴェットが、ベンジャミン・バーカーとの幸せな将来を夢に描いていましたが、その時のビーチの映像は、馬鹿馬鹿しいほど幸せなカラフルな色彩をしていましたでしょう?
    あれがあったからこそ余計に、彼らの世界がより哀しく思えてしまいます。まあ、そんな風にですね、『スイーニー〜』で対照的に描かれていたところが好きでした。

  10. ochiaiさんへ
    (つづき)
    >健康的で明るい光を放っている、とらねこさんには、少しこの作品はヘヴィでキツイところもあったかもしれませんね
    いやーそれは逆でして、ochiaiさんのように、この表現を楽しむ余裕を感じられなかった、というところです。
    たとえば今の時代ですと、文通ではなく、PCに来る日も来る日も向かって、ネットの向こうにいる相手だけが友達であるかのような人。そんな風に考えれば、私たちにも十分置き換え可能な、孤独な生き方ですよね。
    そんな風に、割と簡単に置き換え可能であったからこそ、「他人のように世の中とうまく渡り合うことが出来ない」、「だけど本当は彼らこそ善良なのだ」と深く共感の念を抱くことが出来ず、世界はむしろそうした人で溢れていて、何も彼らだけが珍しい存在ではない、そんな風に思ってしまったのですね。
    だから、「それでも、孤独な2人に、確かに友は居たのだ、自分の人生の中に20年以上に渡る友が」と感動するよりは、「たとえばそれが自分たちであったなら?」、「ネットで知り合う人だけの世界で生きて、そのまま外に出ることもなく死に至ったら?」それで自分に対して納得ができるだろうか、と考えてしまったのです。
    ochiaiさんのように、そこで素直に感動することが出来なかったのは、自分も下手をすれば、ネットの向こうの世界だけで満足して、そこだけのやり取りだけで自分の人生が終わってしまったらどうしよう?などと考えたことがあるからなのですよ。
    たとえば『嫌われ松子』みたいに、世知辛い世間にその身を晒して、およそ考え付く限りのあらゆる方法で不幸せがやってきたとしても、
    それでも松子の晩年みたいに、誰とも会わずに引き篭もってしまうよりはマシだった、と思いました。
    『嫌われ松子』では、松子の世界は不幸のどん底なのに、あんなにカラフルな色彩をしているところも、私は好きですねえ。

  11. どもどもども。
    かなり悩みつつ、今回のTIFFのマイベスト:1/17は、これなんですよー。
    そうか、とらねこさんは、シュヴァンクマイエル的にシニカル、ダークなタイプもそれはそれでお好きなのに、こういうヒューマンな?設定でダークなのは、スーッとはこなかったんですね。
    私も基本的にはカラフルな世界が大好きだったりするんだけど、これはこのモノトーン、セピアな色味がめちゃめちゃよかったったなって。
    ふむふむふむ。

  12. かえるさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    かえるさんはこちらが一番気に入られたのですね!
    まず、この作品の色合いについてですが、私は、たとえばイランの少女を描いた『ペルセポリス』の白黒のアニメや、『ベルヴィル・ランデヴー』のようなセピア色のアニメなんかは大好きでした。この作品に関しても、この色合いやアートワークが嫌いだったわけではないんです。
    ただたとえば、この作品のテーマ的な部分、ストーリーの部分で、自分には少し引っかかりを感じてしまったのでした。
    上の↑ochiaiさんに向けたコメントレスと重複してしまうのですけれども。
    たとえば『空気人形』のように、ファンタジックな手法を用いながらも、その実、孤独というものを直喩法でアリアリと描き出してみせたあのやり方は、瞠目せざるを得ませんでした。
    でもこちらの方では、この長い時間軸の中で彼ら自身がほとんど変化してゆかない、殻に閉じこもった人びとの姿。リアルであって、ファンタジックでない描かれ方に、自分が普段感じているような、現実世界に対する失望感そのままの感覚を感じてしまったのでした。
    本音を言えば、もう少し短かったら絶賛していたかもしれません。特に前半のメアリーの少女時代は、とても面白く見れましたし。あのブラックなジョークや、メアリーが素直でかわいらしい様子など、とても楽しく見れました。お母さんも変な人で面白かったり。
    前半部分は、本当に完璧に面白かったです。
    少女が大人になった辺り、トニ・コレットの声に変わった辺りで、声のトーンが暗く、齟齬を少し感じませんでしたか?
    話の展開も、以降は少し単調に感じてしまったりして。

  13. >彼らを孤独にした世間の方こそがそうした色合いなのであって、
    >彼らの頭の中はもっとイマジネーション豊かな色彩豊かな世界である、
    >もっとそんな風に描かれていたら
    ああ、いいですね!
    想像力豊かなメアリーの空想シーンなどに、そういう明るく
    楽しい色合いがあっても面白かったかもしれませんね。
    『嫌われ松子』のあのカラーセンスと、ミュージカル風でもある演出は
    完全に中島監督の世界ですよね〜。あの話、そのまんまやったら
    ひたすら悲惨でどうしようもないところを、ああ見せることで
    別次元に飛ばせたというか。ギャップが面白さを生んで。
    『パコと〜』でも、舞台が原作のところを、映画的に
    リアルな方向へ持っていくのではなく「映画だからリアルに
    しなくちゃいけない、という法則は無い」とばかりに
    よりデフォルメした過剰な世界になっていて。(笑)
    そういう意味では、この作品もギャップの妙はありますよね。
    アニメーションは夢があるもの、子供が見れるもの、冒険や
    ドキドキワクワクする非日常の世界を提供してくれるもの
    と、思って挑むと、ことごとく裏切られる。どこまでもリアルな世界(苦笑)
    そんな世界をあえてアニメーションで表現したところが、
    とても勇気あるし、素晴らしいと思いました。

  14. ochiaiさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございます。
    中島監督のカラーセンス、その実写世界をファンタジックに描くことのギャップの妙。対してこちらの作品の、ダークなカラーセンスと、クレイアニメでリアルに描くことのギャップの妙。
    ちょうどこれらが好対照を成していて、しかも、それはどちらもギャップを生んでいるいう意味では同じである、と。
    うん、さすがochiaiさん、鋭いところをついてくるなあ、という感じです。
    ochiaiさんの言わんとすべきところ、私にも分かるんですよ(苦笑)
    だからこそ私も、この辺を技術的に見るなら、自分に対し「私って、そんなに単細胞だったのだろうか?」などとガッカリしてしまった。それも事実でして。
    でももっと突き詰めてお話しするなら、避けて通ることの出来ない、この物語のテーマ。
    この部分が、この作品の評価を分けてしまう、肝になってくるのだと思います。
    おそらくochiaiさんの心に触れた部分であるところの、そのラストが、私には一番心にしっくり来ない部分だった。この感じ方の違いというのは、「対人コミュニケーションにおける、それぞれの人(私たち)の考え方の違い」、もしくは「距離の置き方」と言ってもいいかな。この辺りなのではないか、と思うのです。

  15. これ観ました。
    重かったですね。
    あまりの重さに、ちょっとしんどすぎる感じもしたので、感想としては5月記録に入れる予定ですが。。。

    最後に「一番大事な友達」を持ってくるための話であり設定なのかな、と考えてしまいました。
    メアリーの転落ぶりも痛々しくて・・・。
    この時期に観るとかなり辛いものはありました。

  16. rose_chocolateさん

    おはようございます!コメントありがとうございました。
    おー、roseさんもクレイアニメご覧になるタイプの方だったのですね!
    こういう映画に人が入ってる、って聞くの嬉しいですね。
    この作品、TIFFでかかったのですが、とある配給会社のバイヤー担当の人が、とても気に入って買う!と息巻いていたのだそうです。
    私の大好きな「マン・オン・ワイヤー」を引っ張って来た人なので、なんだか考えてしまいました。
    あっ、余計な話してゴメンなさい。

    そうそう重かったです。重いから嫌いになるタチでは私はないんですけど、寂しくなっちゃったんですよねー。




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