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チェ 39歳 別れの手紙 ▲18

チェドラマティックに成功を収めたキューバ革命は終わった。革命の理想が体現されたかのように。
だがチェ・ゲバラにとっては、この地で彼の成すべきことは終わったと、カストロに別れを告げる。革命終了、新政府樹立の際に、ゲバラがそこに居ないことについての人々の声が大きくなり過ぎ、カストロがゲバラの「別れの手紙」を公表することで始まった後半。



変装したゲバラは、これがまた見事に別人物!カタリーナ・サンディノ・モレノ演じるアレイダ・マルチの父親として、ボリビアに入国する。行方をくらましたゲバラを思わせる映像が続く。群集の中に隠れ、ゲバラの姿が見えなくなる冒頭だった。
この時代のボリビアはバリエントス大統領(ヨアキム・デ・アルメイダ)の独裁政権のもと、農民やインディオたちは圧政と貧困にあえいでいた。鉱山で働く者たちの劣悪な状況は酷く、長生きしても30代で命を失う者が多いという状況。

ゲバラのもとに戦士が集まるが、ボリビア共産党の援助が絶たれる。国民に圧制を敷くバリエントス大統領は、ゲバラ率いるゲリラ軍を「カストロによる、ボリビア侵攻」と捉えていたのだ。ゲリラ軍を追撃するために、アメリカに協力を求める。「ボリビア軍人を、アメリカの特殊部隊にしてやるよ」
農民の協力も思ったように得られない。想像を絶する貧困と、軍に力で制されるが故だ。

ゲリラ軍は農民に断って、お金と引き換えに作物を買うが、その金を力づくで奪ってゆくボリビア兵士たち。兵士の数は日増しに増えてゆき、ゲリラ軍は次第次第に孤立していく・・・

前半が華々しく成功を収めた革命のスポットライトを浴びる部分だとすれば、
後半部分は、革命が失敗を迎える苦渋に満ちた姿だ。
「その国の政府の協力を得られなければ、革命は成功しない。キューバ革命で身を持って知った」というゲバラ。だが、彼はこの地へやって来た。信念のために。
前半の革命の成功と後半の失敗。この二つを別々にしたことの意味は、言わずもがな伝わってくるかのようで、見事だ。まるで表と裏のように、二面に別れている物語は、それぞれが相関性を持って語られるべき事柄である、と言うかのように。

自分は前評判として、「後半の方が感動する」という風に聞いていたのだが、後半はもっと淡々と語られる物語だった。
『ゲバラ日記』に書かれていたように、来る日も来る日も終わることなく、ゲリラ前線で虚しく追い詰められていく姿を、丹念に描く。

ところで、フランスから来たドイツ人記者の役(内実はアメリカ人?)で、マット・デイモンが出演していた!「あなたは外国人ですが・・・」と問いかけ、「あなたも外国人ですよね」なんて言われる役、1シーン出演。でもすぐ声で分かっちゃう。ちょっぴり『リプリー』での見事な変装を思い出した。変装といっても眼鏡だけなんだけど、流暢なスペイン語なのだ。あるいは「何やってるんだ、ライナス!(オーシャンズシリーズ)」と言いたくなったり。すっかりソダーバーグ・ファミリーのマット・デイモン。

ところで、私がゲバラ日記を読んだのは、ヒトラーの『我が闘争』を読んで、意外に面白かったので、自叙伝はあまり好まない私だったが、では次にと手に取ったのがこちらだった。ヒトラーと違って、ゲバラのコツコツと努力をする姿に非常に心を打たれた。
自分の出来る、やるべきことを率先して何でもこなし、睡眠不足の中、根を上げずに信じるものを貫こうとする、勤勉で努力家なゲバラの姿がそこにあった。

お恥ずかしながら、例のジム・フィッツパトリックによるTシャツも、何枚も持っていたりする。・・・あまり威張って言える話じゃないけど・・・。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(ザック・デ・ラ・ロッチャ最高!)がバンドのツアーTシャツに取り上げたのを皮切りに、気づけば一つボロくなる毎に、見かける度に買ってしまったり・・・(恥)

『モーターサイクルダイアリーズ』を劇場で見た時も、ゲバラTシャツをまんまと恵比寿ガーデンシネマに着て行ってしまって、友達に嫌がられた(苦笑)
そして、私の持ってるゲバラTシャツの内の一つは、『モーターサイクルダイアリーズ』のTシャツだったりする。真っ赤なヤツ。

 

チェ 39歳 別れの手紙@映画生活

 

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コメント(39件)

  1. Tシャツ・・欲しいかも・・・メタボには似合わないでしょうが・・・・
    マット・デイモン、ワタシは気づかなかったんですよね〜一緒に行った友人が気づいて最後に耳打ちしたので、エンドロールで確認したという次第で・・・
    こちらにもTBしてよいですか?(あつかましく)

  2. チェ 39歳 別れの手紙 う〜ん・・・民衆って・・・

    【 8 -1-】 観ようか観まいか・・・けっこう悩んだんやけど、時間ができて、今日はTOHOシネマズの会員は1300円の日だし、そしてこれしか観る映画ないしで、消極的な選択(汗)
    1965年3月、チェ・ゲバラは忽然と姿を消した。様々な憶測が飛び交う中、カストロはキューバ共産…

  3. チェ 39歳 別れの手紙

    1965年3月、チェ・ゲバラは、忽然と姿を消した。様々な憶測が飛び交う中、カストロはキューバ共産党中央委員会の場で、チェ・ゲバラの“別ギ..

  4. 映画:チェ 39歳 別れの手紙

     チェ 28歳の革命を観て20分後にその続編である“チェ 39歳 別れの手紙”を観ました。そう、今回の試写会は一気見試写会なんです。(共通公式ホームページはこちら。)

  5. チェ 39歳 別れの手紙

    目を閉じないで,見届けよう。
     

  6. manimaniさんへ★
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    あ、TBはどうぞどうぞ!お待ちしています。すみませんこちらこそ、あちらの方にきちんとお返しせず‥。
    Tシャツですが、メタボだろうとTシャツだったら似合う気がしますし、いかがでしょう?ちょっと恥ずかしいでしょうか、今更‥
    マット・デイモン、アイテムとしては眼鏡のみでの変装なんですが、他言語を流暢に操っちゃうところが、さりげなく変装が馴染んでました♪

  7. 「チェ28歳の革命」「チェ39歳別れの手紙」スティーヴン・ソダーバーグ

    「チェ28歳の革命」「チェ39歳別れの手紙」
    チェ 28歳の革命
    CHE: PART ONE THE ARGENTINE
    2008アメリカ/フランス/スペイン
    監督:スティーヴン・ソダーバーグ
    脚本:ピーター・バックマン
    撮影:ピーター・アンドリュース
    出演:ベニチオ・デル・トロ、デミア…

  8. とらねこさーん。久しぶりです。
    確かにこちらの方が淡々としてましたよね。誰かのコメントで、こちらの方が人間らしいゲバラで感情移入できたと書いてくれたのですが、本当にこっちの方には前半の「凄い人」っていう感じのゲバラとは少し違いましたね。
    自叙伝、私も挑戦したいです!でも、あーいうのって、長いんだよなぁ、、、笑

  9. Che: Part Two (2008)

    邦題:チェ 39歳 別れの手紙
    監督:スティーヴン・ソダーバーグ
    出演:ベニチオ・デル・トロ、ベンジャミン・ブラット、フランカ・ポテンテ、ルー・ダイアモンド・フィリップス、カリル・メンデス、ジュリア・オーモンド、エドガー・ラミレス、カタリーナ・サンディノ・モ….

  10. アヤさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございます。
    そうですね、ちょこっとお久しぶりでした!
    アヤさんてば、早いんだもーん!公開がそちらが先なことが多いので、「自分が書くまでまだ読まずにいよう」なんて思うことが多くて♪でも、羨ましいナーなんて指加えてますw
    それに比べたら、こちらの作品は公開が早かったみたいで★
    で、そうですね、この作品ですが、本当、前半と後半でテイストが違いましたね!
    おっしゃる通り、華々しい成功に導いた革命の姿ではなかったけど、この二つってやっぱセットなんですよね。
    『ゲバラ日記』は、すごく薄いですよー。大丈夫です!
    でも、『ワルキューレ』を見る前に『我が闘争』なんていかがでしょーw

  11. 確かに後編の方が淡々としてますけど、その分奥が深いという感じがしましたよ。
    特にゲバラの最後を彼の視点で見せるところなどはソダバーグらしかったですね。

  12. 『チェ 39歳別れの手紙』

    エルネスト・チェ・ゲバラ。キューバ革命を成功させた伝説的英雄。しかし決して英雄視してばかりではいけない真の革命家。スティーブン・ソダバーグ監督が『28歳の革命』よりも伝えたい要素を詰め込んだというこの作品は、チェ・ゲバラの内面に客観的に迫る一方で、彼が残し….

  13. にゃむばななさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
    そうですね、淡々と事実に即してありのまま描こうという感じで好感が持てました。
    死に面したゲバラの視点から映すところは、『鬼が来た!』を思い出しました。

  14. チェ 39歳 別れの手紙

                                
    原題:Che: Part Two Guerrilla
    2008年/スペイン・フランス・アメリカ/133分
    監督・撮影:スティーブン・ソダーバーグ
    出演:ベニチオ・デル・トロ、ベンジャミン・ブラット、フランカ・ポテンテ、ルー・ダイアモ…

  15. とらねこさん、こんばんは!
    ボリビアのジャングルって深くて過酷で、残酷でしたね〜。
    前編と後編はお互いに呼応し合って、とらねこさんの仰るように「まるで表と裏のように、二面に別れている物語は、それぞれが相関性を持って語られるべき事柄である」でした!
    ところで、マット・デイモン・・・えっ、どこ?どこ?どこで〜?と思い返してみても思いつけずにいたんです。そっかぁ、そうだったんだぁ!!全然、わからなかったわぁ。
    さすが、とらねこさん!!

  16. rubiconeさんへ
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
    rubiconeさんがボリビアの森の木の高さがだんだんに低くなっていく、っておっしゃってましたっけ。
    その言葉とっても言い得ているなあなんて思いました★
    マット・デイモン、見つかりませんでしたかあ。
    私は割とチョイ役俳優さんを見つけるの得意なんですー。なんちって。

  17. 映画「チェ 39歳 別れの手紙」

    原題:Guerilla (aka Che Part 2)
    キューバ革命、1959年成し遂げられたその成功は、彼にとって旅の途中の通過点に過ぎなかった??彼の心の奥底に何が渦巻いていていたのか落日の物語??
    チェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、カストロに宛てた別れの手紙を残し、…

  18. 『チェ 39歳別れの手紙』

    映画『チェ 39歳別れの手紙』を見ました。『チェ 28歳の革命』と対をなす作品でした。
    最後まで自分の信ずるところを枉げずに生きるチェ・ゲバラの姿が印象的でした。孤立して、悲惨な道をすすんでいくことになるのだけど、やっぱりかっこ良い。
    権力・抑圧者(…

  19. 『CHEチェ 28歳の革命』 『CHEチェ 39歳 別れの手紙』 赤いキリスト、ゲバラ。

    革命から遠く離れて。 世界中が混沌としている。 中東の戦火は鎮まる気配は無いし…

  20. チェ 39歳別れの手紙

    キューバ革命を成してのち姿を消したゲバラについてごまかし切れなくなったカストロが彼の「別れの手紙」を読み上げるところから 映画は始まる。最初の方は状況がつかみにくかった「28歳」に比べ仕掛けがないぞ切なすぎてもう観てて嫌になってきたぼうっとなったりむな…

  21. 「チェ 39歳別れの手紙」

    誇り高き敗走。前作「チェ 28歳の革命」が革命達成の直前という華々しい場面でエンディングを迎えたのとは対照的に、本作はボリビアでの壮絶な散り際が描かれる。場所や時代は違えど、ゲバラの信念とアプローチは変わらない。しかし同じことが再び成功を見なかったのは、…

  22. 「チェ 28歳の革命」と「チェ 39歳 別れの手紙」

    オシャレ監督の革命

  23. チェ 39歳 別れの手紙

    ??
     先日観賞した「チェ 28歳の革命」の続編…というか2連作の後編、「チェ 39歳 別れの手紙」です。TOHOシネマズ六本木のARTシアターで観賞してきました。やたら混んでるのでビッ…

  24. こんばんは。
     この2作品、私は「カリスマとはなんだ?」という目で観ていたのですが、ご指摘の通り、「革命を成功させたゲバラ」と「失敗に終わったゲバラ」が対照的に描かれていて、非常に興味深く観ることができました。
     作品によっては、成功要因、失敗要因が監督の解釈のもとに意図をもって描かれるケースもあるでしょうけれど、この作品はそういった意図をなるべく抑えて、「ありのままのゲバラ」を描いているように思えました。冒頭に書いたような目的で観賞した私としては、その点は非常にありがたかったです。
     私は完全にゲバラについて知らない状態で観賞したのですが、作品の質云々よりも、自分の人生において「観ておいて良かった」と思える映画でした。

  25. マサルさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました★
    そうですね、この成功と失敗とを、等配分で描きたい、
    それも出来るだけ史実に沿った形で描きたかったのだ、というところが良かったですよね!
    >作品の質云々よりも、自分の人生において「観ておいて良かった」と思える映画でした。
    おお、そうですか♪なるほど、確かに、こういう一人の人が居たんだ、って思えたことが、すごく嬉しく思える私としては、
    そのマサルさんの一言がすごく心に沁みます。

  26. 『チェ 39歳別れの手紙』を観たぞ〜!

    『チェ 39歳別れの手紙』を観ました『トラフィック』のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、伝説の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの人物像とその半生に迫る伝記ドラマ2部作の後編です>>『チェ 39歳別れの手紙』関連原題: …

  27. 突然ですが
    ゲバラって『イントゥ・ザ・ワイルド』のクリスに似てませんか?
    旅が好きで、野山を住処として
    金や権力には興味を示さず
    読書家で、気さくで、挑戦心にあふれていて
    ヒゲ面なんだけど笑顔がさわやかな二枚目で
    若くして亡くなり、多くの人からカリスマと呼ばれて
    とらねこさんがゲバラに魅かれる理由もその辺にあるのかな、と思いました

  28. ゲバラ FINAL WARS スティーブン・ソダーバーグ 『チェ 39歳 別れの手紙』

    2009年は「ねえ、君」で始まり、「バハハーイ」で終る? 制作・主演ベニチオ・デ

  29. SGA屋伍一さんへさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
    んーそうですか、なるほど。イントゥ・ザ・ワイルドのクリスは、ゲバラみたいに革命を成し遂げたわけではないけれど、ゲバラの青年時代はどこかクリスに似ていたといえるかもしれませんね。
    ゲバラは、旅が好きだから革命をしていたわけではないかもですねww

  30. 『チェ 39歳 別れの手紙』

    昨日の夜からの急な寒の戻りで、どうやら風邪ひいたみたいです。喉が痛い。
    そんな中でも、今日はちゃんと定時に仕事があがれたので、新宿ピカデリーに昨日見逃した映画を取り返しに観てきましたw。
    『チェ 39歳 別れの手紙』を観てきましたよー。
    ******************…

  31. チェ★39歳の別れの手紙レビュー

     CHE PARTIE 2
    いよいよ後半です。ベニチオ・デル・トロ、益々ゲバラに近づいていくような気がします。パート2は、ボリビアでのチェ・ゲバラの活動が描かれています。後半の作品の方が何かしら食い入るように観てしまいました。タイトルからも分かるように、彼の最期が…

  32. 自分に喝を入れたい時に 「チェ 39歳 別れの手紙」

    「チェ 39歳 別れの手紙」 ゲバラの革命追体験
     
     
    【原題】CHE: PART TWO
    【公開年】2008年  【制作国】仏・西  【時間】133分??..

  33. チェ 39歳別れの手紙

     『信念は、死なない』
     コチラの「チェ 39歳別れの手紙」は、「チェ 28歳の革命」の続編となるバイオグラフィー映画、”チェ2部作”の後編です。いきなりハゲヅラのゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)?何があったのぉ?と早速置いてけぼりですw
     映画の中のセリフにもあ….

  34. とらねこさん つづいて 後編もみました。

    前編である キューバ革命成功のは対照的に ボリビアではジリジリと追い詰められていくゲバラが描かれてましたね。

    カストロから 「なあ もう少し 待って様子を見てからにしたらどうだ」と促されても

    ゲバラは「今の状況を逃したら50年は待たないといけない」といってすぐ 出発したゲバラ。

    もしカストロのいうように もう少し様子を見て 状況を把握してから ボリビアに出発してたら また違った結果になったかもしれない。

    >前半の革命の成功と後半の失敗。この二つを別々にしたことの意味は、言わずもがな伝わってくるかのようで、見事だ。まるで表と裏のように、二面に別れている物語は、それぞれが相関性を持って語られるべき事柄である、と言うかのように。
     ほかのブログでも 本作の感想を書いた人の感想にも書きましたが

     キューバとボリビアでは政府と体制 地元の農民や労働者たちの革命への関心や支援 土地の気候・・・
    それらが まったく違うことを思い知らされてしまうことに。

     ボクは以前 デスプルーフで ”二匹目のドジョウ”と表現したことが ありましたが まさに こういうことなんですよね。一度目はキューバでは成功 二度目ボリビアは失敗。 とらねこさんが レビューで書いてた二面に分かれた理由なんです。 ”明”と”暗” ・・・・あきらかに本作 ボリビア現地での戦いでは”暗”の部分を引き合いです!

    そして 最期は・・・・・

    けれども チェ 二部作を製作にあたって 元ゲバラ部隊の生き残りのメンバーの人たちも撮影のアドバイザーや当時のゲバラと戦ったいきさつを話してくれたとwikiで書いてあります。

     生き残った 彼ら 元戦士たちの去来する思いは・・・・

     ボリビア政府では おおっぴらにできないけれども
    胸はって コブシを頭上高く上げて ”ゲバラ魂 ここにあり!”なのではないでしょうか。

     今現在は もう亡くなったのかはわかりませんが、まだ存命なら 一日でも長生きしてほしいですね。 そうすることで ゲバラたち先に散っていった仲間の戦士たちの思いを背負ってるってことですから(^ー゜) 
     

  35. zebraさんへ

    こちらにもありがとうございます〜♪
    そうですね、ボリビアでの革命は全くもって上手く行かず、ほぼ何も出来ずに手をこまねいている内に、彼らの方が狩り出されてしまいます。全てが計算通りに行かず、狂っていく姿でした。
    おっしゃる通り、ボリビアでは時期尚早でしたし、もっと気を熟すのを待つべきでした。「急いては事を仕損じる」とのことわざ通り。ボリビア農民達にも、戦う意志が少なく、軍の圧政のため彼らが無力になっていて、それどころか、明らかに悪政を敷く軍とゲバラ達反乱軍との違いもどうやらつかないほどに、無力になっていた民衆というのも、失敗の要因であったと思います。
    前半で革命の全面的な成功、そして後半は革命の完全なる失敗を描いていますが、まさにゲバラを語るのに、この二つのどちらかだけになってしまっては、どちらも真実から遠ざかるように私は思うのです。だからこそ、ソダーバーグ版の『チェ』は私は素晴らしいと思います。
    対して、リチャード・フライシャー版『革命戦士ゲバラ!』は私は大っ嫌いなんですよね…。

  36. >
    対して、リチャード・フライシャー版『革命戦士ゲバラ!』は私は大っ嫌いなんですよね…。
    たぶん B級のつくりで いかにも「DVDやVHSでもみれるからヒマなときに みてね」みたいな作りでしょうか? それなら ゲバラじゃなくとも テキトーに アクション作品にしといてほしいですね。

    ましてやキューバ国民にみせれないでしょ!!!
    「バカヤロ!!! チェをなめんな!」になりますね。

    あそこの国はゲバラを神格化になってますので。
    ゲバラいじりは 遊びでもキューバ国民は嫌うんじゃないかな?

  37. zebraさんへ

    こんばんはアゲイン♪コメントありがとうございました。
    いやいや、『革命戦士ゲバラ!』は娯楽作品として見るとそれなりに面白いとは思います。主役を演じるのがオマール・シャリフで、それこそデル・トロよりずっとカッコイイですし。

    ただ、ゲバラの死の2年後という時期もあり、ゲバラによって「アメリカこそ中南米の貧困の元凶、この国と戦わなければいけない」と強く非難された当該国アメリカによって製作された映画であり、ゲバラに政治的に偏った見方になっている映画だと思います。特に見ものであるのが、ゲバラが虫けらのように処刑されるシーンという映画になってますからね。

    私はこの『革命戦士ゲバラ!』で相当頭に来てしまって、リチャード・フライシャーを長年見ずに過ごしてしまいました。しかし『マンディンゴ』で観なければいけないキッカケになったのが、『ジャンゴ』でした…^^;
     そして今、手元に『絞殺魔』が。傑作という噂ですw。ハハハ

  38. いまさら ここの欄にコメントするのはと 思ったんですが
    ゲバラがらみの動画を見たんです。

    https://www.youtube.com/watch?v=ErkVFI_HTDE

    このゲバラのスポットを当てた動画に インタビューとしてゲバラと戦場をともにしたハリービジェガスさんを見て 驚きました。21:16、 42:36あたりの時間帯に出てます。

     だって この人 キューバ革命の戦場では農民から兵士に加わり コンゴ、そして ゲバラ終焉の地 ボリビア遠征での戦場にも加わり・・・

     ゲバラが死んだ後 勢いづいたボリビア軍の 過酷な”残党狩り”を逃れ 国境脱出し キューバに帰還できた 生き残った3人のキューバ兵のひとりですよ!!!貴重な生き証人です。
     
    のちに”チェ”の製作に関して デルトロにボリビアでの体験を話してくれて、製作についてアドバイスをおくったりしてます。

     ゲバラが死んだことをラジオで知って
    「チェ(ゲバラ)が死んだ以上 オレたちの力じゃ どうにもならねえ!逃げるぞ!!」

     生き残ったメンバーの誰かがが言ったとは思うんですが
    そのときのメンバーたちの心細さは 計り知れないはずですよね。

     センチかもしれないけど、 命からがら生き残れた3人は 
    「チェたち先に死んでいった仲間たちの分まで生きていこうっ、みんなの思いをオレたちで背負っていこうっ」

     て誓い合ったんじゃないかな。革命に失敗し 無念の涙流しながら(>へ<)

  39. zebraさんへ

    お久しぶりです♪コメントありがとうございます。
    ゲバラ特集のTVを見て、私のことを思い出してくださりありがとうございます〜!
    ハリー・ビジェガスさんの名前は失念していましたが、この映画が公開された当時、ソダーバーグ監督が生き残りのキューバ・ボリビア戦線の一人とアドバイスを受けた、というのは話を聞いておりました。
    エンドロールにも書いてありましたよね、確か。
    その一人がTVに出演していたのですね…すごい!

    共産主義の理念や革命の理想については、すでに語られなくなって久しいものかもしれませんが、ゲバラや彼が行ったことはただ社会革命としての枠に当てはまるものではないと思います。
    彼の思いは継がれていく、これはずっと私が信じて疑わないことだったりします。




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