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フェルメール展に行って来ました!

小路東京、上野の東京都美術館で開催されている、“フェルメール展”に行って来ました。
贋作がとにかく多い、と言われる巨匠、フェルメール。
映画ファンには、’02年の『真珠の耳飾の少女』が記憶に新しい画家かな。



オランダ最高の画家、と言われるフェルメールが、生涯に全部で30数点しか作品を描かなかった、と言うのだけれど、
今回の目玉は、一番最近に新しく加わった、最後の一点、『ヴァージナルの前に座る若い女』が日本にやって来たこと。


さすがのお盆、ものすごく混雑してた。


これは当時、新聞でそのニュースを知った。前出の『真珠の耳飾の少女』が公開され、フェルメール展もしばしば開催される最中のことだったから、とても衝撃的でよく覚えている。


とは言え、やはり、今回の展示品は、7点のみ。
でも、等身大の『小路』、これはやはり喜ばなければ。
遠近法も割とキツい感じで使われているんだなあ、とちょっと驚キ。遠くにいる家事をするお手伝いさんの様子が、見事にクリアに描き出されている。
この柔らかな色合、なんだか懐かしくなる。そして喜ばしい思いが・・・。
大好きな『牛乳を注ぐ女』ほどじゃないけれど、とても気に入った。
デルフトのどこにもない風景、ということで、「ここに近い」とは言われてはいるものの、本当にココだ、という場所はないらしい。
そういうのって素敵だな。


『ヴァージナルの前に座る若い女性』は、思ったよりずっと小さくて、新聞で見たものより小さいぐらい・・・。
でも、『モナ・リザ』を見た時も、その実物大の大きさには、少しがっかりしたっけ。
でも、その『ヴァージナルの前に座る若い女性』にも、背景に例の高価なラピスラズリが使用されている、ということ。

今回のタイトルは、『フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち』。
デルフトにある旧教会を描いた数点や、そこに眠るフェルメールの墓の様子なども展示されていて、より広くフェルメールの活躍した時代を感じることが出来たかな。


同時に、ファブリティウスの数点も展示されていた。
ファブリティウス


 


 


 


 



ファブリティウスは、レンブラントの弟子の一人で、32歳の若さでなくなってしまった画家、とのこと。この絵は、実物を見ると、あまりの遠近法のキツさに、少しうへえ、と思った。ところがこれ、2Dで見るべきものではなかったらしい。
曲線を描いたキャンバスの前に立ち、片目づつで見るように考えられたモノ、とのこと。
実際、そのようにして見ることが出来る装置もあって、列を成して人々が並んでいた。
ファブリティウス自身は、トロンプ=ルイユの画も描いていた、とのこと。
トロンプ=ルイユ」(騙し絵)って、言葉の響きが好き。


ファブリティウスの自画像、これを見る限りだとなかなかのイイ男だった。


 

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コメント(9件)

  1. 世界で唯一遺すべき値打ちのある文化遺産はフェルメールの「牛乳をそそぐ女」です

    1658-1660)
    http://milkmaid.jp/
    フェルメール「牛乳をそそぐ女」とオランダ風俗画展
    9月26日〜12月17日
    東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館
    ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer, 1632年10月31日-1675年12月15日)
    観に行ってまいりました「牛乳を…

  2. そーですか、もう始まってましたか。6点もですか、多いですね。いつも1点づつしか来ないのに、太っ腹ですね。なんとしても「小路」だけはじっくり観たいですね。フェルメール以外は時間の無駄なので(あと脳みそをフェルメール以外の情報を入れたくないので)他の絵描きさんのは全て飛ばして観る予定ですが・・・

  3. おぉ!とらねこさんもこーいうのに興味がおありとは!!
    実はボクも見たいと思っていたので・・・
    9/23くらいまでだから、なんとか見に行きたいと思います
    生で見るのはやっぱし、違いますモンね
    写真やTVで見るのでは感じられない
    絵の力というか存在感みたいなものが伝わりますよねー
    P.S.
    「ダークナイト」観ました。
    今年、映画館で観た中では一番面白かったです!
    なんといってもジョーカーが凄かったッス
    あらためて・・・ヒース・レジャーに合掌

  4. こんにちは♪
    真珠の耳飾りの少女=青いターバンの少女
    (↑)どっちが正しいのか知りませんが
    オランダに行った際、この画を見たくて
    わざわざ電車に乗ってデンハーグまのマウ
    リッツハウス美術館まで見に行きましたよ。
    まぁこの画に限らずですが、古今東西問わ
    ず、人物を描いた名画と言われるものは
    どこに立って見ても、視線が合う感じが
    するんですよね。
    、とエラそうなこと言ってますが絵画に
    関しては全くです…r(^^;)

  5. GSさんへ
    こんにちは〜♪コメント&TBありがとうございました!
    GSさんは、そんなにフェルメールがお好きだったんですね!しかも、いつも行ってらした様子、お詳しいですね☆
    へー、今まで1点づつ来るのがデフォルトだったんですね!
    こうやってGSさんが反応してくださったり、『牛乳を注ぐ女』がお好きだと聞いたりすると、すごく嬉しくって。

  6. サイさんへ
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
    わーい♪サイさんも興味がおありなんですね〜。
    ですね、いっつもは映画なんですケド、たまに美術館に行きたくなっちゃいます★
    去年はフィラデルフィア美術館に行ったんですが、書いてない・・。
    今後は、たまにUPしちゃおうかな〜なんて思います♪
    >生で見るのはやっぱし、違いますモンね
    そうそう、生で見るのは迫力が違いますよね♪
    サイさんが反応してくれるとは意外だったんですが、コメントいただけるととっても嬉しいです!
    >ダークナイト
    サイさんはそれほど面白く見れたんですか〜。
    うーんそうですか、確かにヒースは凄かったですね。

  7. 風情さんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    うおー!また風情♪さんってばチョッピリ意外な・・・なんて言ったら失礼ですが、こういう意外性が本当に嬉しくって・・。ありがとう!風情♪さん!
    >真珠の耳飾りの少女=青いターバンの少女
    >(↑)どっちが正しいのか知りませんが
    そうなんですよね!風情さんはご存知でいらしたなんて、素晴らしい〜!
    そうなんですよ、『真珠の耳飾〜』映画が公開される前、私は『青いターバンの少女』で覚えていました。
    だから、この映画のタイトルだと思っていて。
    後で、違う名もあることを知ったのでした。
    >人物を描いた名画と言われるものはどこに立って見ても、視線が合う感じがするんですよね
    風情♪さんてば、すごく素敵な言い方!
    なるほど、確かにそう言えるのかもしれませんね^^

  8. とらねこさ〜ん、ちょっぴりごぶさたしてましたが、目の調子はいかがですか、もうだいじょうぶですか!?あまりご無理されないようにしてくださいね!
    「フェルメール」わたしも好きです。「牛乳を注ぐ女」のときは足を運びましたが、やっぱりフェルメール・ブルーといわれるあの美しい青が印象的でした。ところで、ホント「モナ・リザ」の実物観ると驚きますよね、その小ささに(笑)卒業旅行の際、観たのですが、部屋の隅にさりげなく飾ってあって、それにも驚きましたよ〜(^^;)「ミロのビーナス」も、目立たない狭い廊下にポンと置いてあったし!!でも、現地では、日本では考えられないくらい、ゆっくりたっぷり観られて嬉しかったです。
    明日からもう9月ですね〜早いっ!でも早く涼しい秋になってほしい〜(><)

  9. JoJoさんへ★
    こんばんは〜♪JoJoさん、すっごくお久しぶりです!
    お元気でしたか!?
    もー全然コメントくれなくって・・・ちょっぴり寂しい思いをしていました!
    でもでも、ありがとうございます!
    目のことも気をつかって下さり、ありがとうございます。
    目はもう痛くないんですよ、ただ仕事で1日終わると目が真っ赤になってる事が多いんですよね。
    お心使いありがとうございます、JoJoさん。
    フェルメール、JoJoさんもお好きだったんですね!
    JoJoさんも前回行かれたのですね!いいな〜、やっぱり行っときゃ良かった!(x_x)
    で、JoJoさんの高校って、修学旅行にヨーロッパ行っちゃうんですね!すごーい。私立は違いますね〜!(ですよね?)
    実物があんまり小さいのって、拍子抜けしちゃいますよね(笑)
    大きければありがたみが多いって訳でもないんでしょうけど(笑)




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