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40●フォービデン・ゾーン

ゾーン デラックス版「入り口を抜けるとそこは、トップレスの女王が君臨する王国であった」

・・・えーっと、本当に意味が分からない。
一体なぜそこで歌うのか、なぜそこで踊るのか?!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ストーリー・・・
カリフォルニアのベニスに引っ越して来たヘラクレス家の娘フレンチー(マリー=パスカル・エルフマン)は、学校から帰ると地下室の開かずの扉を開いてしまう。地底深く落ちて行ったフレンチーが着いたのは、6次元の世界、フォービデン・ゾーンであった。・・・


音楽は、ダニー・エルフマン、監督は兄・リチャード・エルフマン。
’80年 アメリカ。
エルフマン兄弟が、手によりをかけて作ったカルト作品。
ダニー・エルフマン、元オインゴ・ボインゴ(『ジョジョ〜』に出て来て知ったバンドの一つだ!)、映画音楽のプロデューサーとしては、数々の作品を手がけ、特に『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』、『チャーリーとチョコレート工場』、『ビッグ・フィッシュ』等、ティム・バートン映画との関連性が深い人。
で、この作品は、そのダニー・エルフマンの、なんと一番最初の作品だったんですね・・・そ、それが、これ!?

・・・一言で言えば、奇妙奇天烈、全く変テコりんなミュージカルでした。
耳の穴から脳みそを取り出された、ルイス・キャロルって感じの、別世界っぷり。
私には、正直、理解不能の世界。

フォービデン・ゾーン初めに登場した時は、大爆笑しそうになった。
全編「書き割り」のセット。呆れるほどに安っぽい感じで、まずポカーン。
変なタイミングでオカシナ歌を歌うし、もう、ハラ痛くって、ハラ痛くって。
・・・最高に可笑しいのに、なぜみんな平気な顔して座っていられるんだろう?と。

六次元の世界、“フォービデン・ゾーン”禁断の領域も、家の地下から、人の大腸としか思えないところに繋がっているし。その腸を通って、お尻の穴からポコっと出ると、そこは六次元の世界。
ああ、もう、ワケが分からん〜。誰か助けて!


そのままノンストップで、ずっとヘンテコ妙きちりんな世界が続くので、すっかり六次元の狭間で迷子になりました(笑)
それにしても、この画のインパクトはかなり凄いかもしれない。
きっと、後の人々に、多大な影響を与えたのかもね〜、なんて、ブン投げやりに思う。
いかにも、まんまMTVに使われそうでもあるしねっ。

すっかり脳の回路がショートしてしまった(笑)

ただ、音楽だけは忘れられない。
帰り道は、道すがら、歌いそうになってしまった。
Living in a 6 dimension〜♪
 Heading for a wrong direction〜(ピコピコピコピコ、ポコポコポコポコ)

フォービデン・ゾーン@映画生活

 

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コメント(10件)

  1. 『フォービデン・ゾーン』

     カルトミュージカル映画といえばすぐに思い浮かぶのは『ロッキー・ホラーショー』と『ファントム・オブ・パラダイス』の二本。
     今ここに第三の映画を付け加えたい。その名は『フォービデン・ゾーン』!
     監督はリチャード・エルフマン。美術と主役(?)のフレンチー….

  2.  こんにちは。
     これ、ご覧になったのですね。文章にするのが難しい世界観と言いますか・・・兎に角観てくれって感じの映画ですよね。好き嫌いはあると思うけどはまると中毒になってしまうような。
     感想を述べよと言われても「楽しかった」としかいいようがありません(笑)。下品でシモネタ満載だけど好きなんですよね。
     あの授業中にマシンガンをぶっ放す変な先生が意外と好きだったり。

  3. 映画 「フォービデン・ゾーン」

    予備知識無しで観たらカルト映画、ミッドナイト・ムービーの傑作に出会ってしまい焦った。{/hiyo_shock1/}
    何なんでしょう、この面白さ、バカバカしさ、お下劣さを表現する術を知りません。{/hiyo_face/}
    カルト中のカルト、ハチャメチャSFミュージカル・エンターテイメン…

  4. 何ともおバカでお下劣ムービー、好きでしたぁ。確かに単なるおバカムービーで終わらない価値はダニー・エルフマンの音楽による所大ですね。ミニー・ザ・ムーチョなんて良かった。
    これに耐えられればモンティ・パイソンでも行けまっせ。

  5. 蔵六さんへ
    こんばんは★コメントありがとうございました。
    うん、文章にするのが難しいというか、とことん奇妙奇天烈と思いましたヨー。
    でも、感想は「楽しかった」なんて、文に凝る蔵六さんがストレートめんつゆみたいな文を使うところが珍しい、って感じでしょうか♪
    マシンガンをぶっ放す瞬間は、気持ち良かったですよね。
    退屈が飛んでく瞬間てまさにアレですね♪

  6. imaponさんへ
    こんばんは♪コメントありがとうございました!
    そうなんですよね、単なるオバカムービーというのとはちょっと違うオーラを放っている向きはありますね。
    えっ、モンティ・パイソン、そんなに妙な世界なんですか?
    ミニー・ザ・ムーチョは、男本来の姿って気が私はしちゃいましたよー(笑)
    あの女王との大きさや年齢(気持ちの上で)の差も含めて(笑)

  7. >オインゴ・ボインゴ
    あ〜ユースケサンタマリアがボーカルやってたバンドの…
    そりゃビンゴボンゴだろッ!
    そんな、誰のフックにも引っ掛からないので自らツッコまざるを得ない小ボケはさておき…
    ヒドイでしょ〜、コレ♪
    エルフマン一家の家内制手工業による狂った学芸会(笑)
    「創作欲が間違った方向に噴出してしまった」作品好きには堪らない逸品ですよ
    理解解釈裏読み深読みしたくなる気持ちを根こそぎ掻っ攫っていく脱力グルーブとバカ画ヅラ!
    きっと考えちゃダメなんですよ…
    思考停止し、ただその身をゆだねるのみ(笑)
    カテゴリはやっぱ「カルト・アバンギャルド」ですよね
    改めてこの記事カテゴリ内をザラ見して「背中を押したい」等と、のたまった自分を恥じまちた…
    もう存分に修羅の門はくぐってますよ〜
    なんだったら鴨居掴んで大車輪するぐらいの勢いで(笑)

  8. みさま
    こんばんは〜♪
    ぎゃはー相変わらずの、テンション高ッ★コメ、ありがとうです
    うん、うん!>エルフマン一家の家内制手工業
    (笑)相変わらず上手いなあ〜。
    もうね、みんなして集まって居間でやってんのかな?(爆)つー感じでしたよね。その割に出来た作品がコレ、本当、やってるだけで楽しそうだなあ〜。
    そそ、理解解釈どこ吹く風!な辺りが素晴らしいですよね。無理だっつーw
    >カルト・アバンギャルドカテ
    いやいや、みさまが私の前にドーンと待ち構えててくれるからこそ、鴨居掴んでウルトラQとか出せるんですぜー。
    このカテで、みさまコメが来ないと、寂しくて。。のの字のの字と、涙でネズミを書いてしまうとらねこが居ます〜。

  9. >涙でネズミ
    ウハハ!とらねこだけに!
    しかも本堂の柱に縛られて足の指で!
    て、雪舟ネタ渋すぎー(笑)
    時々さらりとハイレベルな小ネタが織り込まれてるからいつも緊張感もって読んでますよー
    もち、正座でね!(嘘笑)

  10. みさま
    >雪舟ネタ
    わかってくださり、ありがとうございますー★
    “足の指で”というのは、書けば良かったカナーとは思ったのですが、さすが、言わなくてもわかってくださる(笑)
    そうそう、柱に縛られて・・
    この手の話って、子供の頃に一度読んだけど、大人になったら忘れてる類の話ですよねー。
    ハイレベルなんてトンでもないです
    でも確かに、私の書き方ってサラっとしすぎですよね・・
    いつももうちょっと丁寧に書いた方がいいな、と思う時もあるのですが、一般的な話を強調するのって好みじゃなくって。




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