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#62.弓

弓キム・ギドク作品は、それぞれの持つ映像美のおかげで、その予告まで、ありありと覚えているものが多い。
『サマリア』も、あの予告だけで、「なんと美しい映像だろう」、と心が躍ったのを覚えている。そして、この『弓』も、以下のシーン↓が、あまりに美しくて。・・・上映がとっくに終わって、時間が経っても、印象に強く残っている、・・・。
そういうのって、本当に珍しいんじゃないだろうか?



ストーリー・・・
10年前にどこからか連れてきた少女を育てながら、漁船で生活する老人。
少女は、ここに来てから、一度も外の世界を知らないまま、もうすぐ17歳になろうとしていた。そして、その日は、老人と少女との結婚の日でもあった。
老人は、この少女が大人になるのだけを待ち望んでいたのだった。しかし、少女が釣り客の青年に心奪われ、次第に険悪な雰囲気が流れ始めていた・・・。

ブランコ
 

 

 

 

 

 

 

 

そのように、印象に強く残る素晴らしい映像を思いながらも、なぜ頑なに見に行く気がしなかったか、というと・・・。この内容に触れたあらすじ部分が、なんとなく好きにはなれそうになかった。食わず嫌いだったのだ。

老人の、少女に対する恋心。嫉妬心。束縛。
何も知らずに、老人に嫁ぐことになる少女の気持ち、・・・

見る前から、なんとなく嫌だなあ、なんて構えてしまっていた。

でも、結果、やはり、「キム・ギドクだ」と言う、美しい映像に、ぐむ〜、と、唸ってしまった。
ギドクには、本当に、エグられてしまう。
痛いところを切り取られて、見せつけられる気がするのだ。
醜いものに対して、生理的に抱く嫌悪感。葛藤し引き裂かれる辛さ。

ギドクにこんなにまでにエグられるのはなぜか、ということを考えると、
それは、見たくない物事であったり、考える判断になりうる題材だ、と思う。
「そんなものなど見たくない」という人もいるだろうと思う。

そも、道徳心のようなものが邪魔して、私たちは、物事をありのままに見れなかったり、ナナメに見たり、フィルターがかかったり、私たち人間というのは、いかに心が狭いものか、・・・と思ったりもする。

私は、物語というものは、道徳心や倫理感とは、別の次元で語られるべきものだと思う。
人間の心、というものを問題にした時に、「道徳的に反するから」というその一言だけで、納得できるとは、私には思えない。
そもそも、道徳それ自体も、文化によって、国によって、宗教によって、だいぶ違ってくるものだと言えるし。

恋愛をした時などには、倫理感や、道徳心、そうしたものをいくら人が考えたところで、それだけで「はいそうですか」と割り切れるものではないと思う。
それと同じで、人の真の欲求、というものには、道徳心とは関係ないところで考えるものだと思うし、
これは、本能もそうなら、夢も、それから、想像の世界のお話というものも・・・
それら全て、本来、道徳心や倫理感、そういったものとは別に考えるべき、問題なのだ・・・
と、私は、思っている。

ギドクの描く物語はまさにそうで、あらゆる宗教からも、思想からも、束縛を受けず、自由に物語を描く人のように思えてならない。
だから、逆に言えば、ギドクの描く映像を見て、そこに痛みを感じる時、エグられるのを感じる時、本当は、自分が最もそれにこだわりがあって、そこにはその人それぞれのトラウマ的なものが、息づいている・・・
そのために、そこの考えから自由になれずに、トラウマのために、心理的に見て不自由とも言える状態で、人は判断を下してしまっているのかもしれない。

ギドクの描く物語は、そのように、痛みを伴うものが、本当に多いのだ。・・・

この物語の老人の姿を見て、痛々しく思えるのは、では、彼が老人だったからか?と考える。

少女が、何も知らずに嫁ぐことへ、痛みを感じるのは、少女であるがゆえなのか?と考える。
一見すれば、この物語に感じる一番の受け入れられない、と感じる理由はこれで、この年齢差、・・・ほとんど描かれることのない、タブー的なもののようにも感じる。

それぞれの持つ相手への利点・不利、そうしたものを知らず知らずに、私たちは恋愛相手を選ぶ時に、基準として考えている。年が離れすぎていればそこに、なんとなく違和感を感じざるを得ないし、それがデメリットになりすぎない程度の相手を選ぶ方が、無難だ。
老人が少女を結婚相手に選ぶ時に、その所有欲が、彼女の持つ純真さ、それが汚されるような気がする?それはその通りだと思う。

 

でも、なんであれ、私たちは、自分の選んだ相手、ただ一人の人間を受け入れる時に、全てのものを超えていかねばならないのだろうと思う。

大好きだったはずのおじいちゃん、今までたった二人で生きて来た二人だったとしても、“一人の男”になる時に、感じる嫌悪感。さもあろう、と思ってしまう。
そして、少女を他の男から守ってやること・・・“彼女を守るため”のものなのか、自分の気持ちを守るためなのか。
老人のエゴがまさに醜く感じる。

これまでの間柄で築いてきた信頼感は、まるで嘘のように、全て崩れ去って、気持ちが通じなくなってゆく。その姿が痛々しい。

 

私は、これを、ただ単に、老人と少女の話、とは考えなかった。
それは、彼らの見た目がそうであるだけで、どのカップルにおいても、バランスというものは、その見た目ではなく、心の中まで考えてみれば、それぞれ、均衡が保たれて、カップルというものが成立している、と言えるのかもしれないなどと思ったりもする。
見た目の美しい・醜い、お金、そうしたことでなく、年齢差、学歴、家柄・・・

 

様々な外見上の理由からだけでなく、性格上でも、釣り合いというものが取れてないと、折り合いがつかないのだろう。
だから、“美女と野獣”なんていう言い方は、見た目だけの問題であって、その“野獣”は、その“美女”にふさわしいだけの内面を持っている、と言えるのかもしれないし、あるいは、“美女”の方で、その”野獣”にふさわしいだけの何かの理由があるのかもしれない。

 

その釣り合いが取れなくなった時、例えば、この話で言うと、少女が大人になりつつある時。
結婚、というものが現実味を帯びて来た時期となったその時に、釣り合いが突如として取れなくなってくるのも、当然の話なのだと思う。

 

老人は、諦めるには、老い過ぎていたのだと思う。長い間の彼の生き方であり、ただ一つの望みでもあった。
少女その人の、一人の生き方を変えてしまったが、同時に、彼の生き方も変えてしまっていた。思いがかなわず、だが意志だけは固く、・・・
矢はあらぬ方向へ、天へと向かったかのように思った。

 

そう思った時に、このビックリするようなラストの映像。本当に驚きだった。

 

そうしたこと全てが、ゆっくりと受け入れられていくラスト。
私は、これでいいじゃないか、と思う。
望む、ということは、一人を恋うる、ということは、人はそれぞれ命をかけてしかるべきもののように、私は思うのだ。

弓@映画生活

 

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コメント(41件)

  1. 弓/チョン・ソンファン、ハン・ヨルム、ソ・ジソク

    相変わらずのるキム・ギドク節が炸裂してます。ホントにこの人の頭の中はどうなってるんだか一度覗いてみたい。世界観もここまで徹底してくるとスゴイですヨ。まさにキム・ギドク・ワールドですね。もう面白いとか面白くないとかそういう尺度じゃないんですよね。ダークなも….

  2. 『弓』

    ※映画の核に触れる部分もあります。
    鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
    —-これってキム・ギドクの映画だよね。あいかわらず精力的だね。
    「彼の映画は最後に
    『キム・ギドク●●番目の映画』とクレジット。
    それによるとこれは12本目に…

  3. N0.172「弓」(韓国/キム・ギドク監督)

    キム・ギドク監督は自虐を装いながら、
    韓国映画界と訣別しようとしているのかもしれない。
    それにしても、キム・ギドク監督の爆弾発言のその後は、どうなったのだろう?
    この8月18日、韓国MBCテレビ「100分討論」に出席したキム・ギドクは、「グエムル」について、「韓国映…

  4. TBありがとう。
    すべての表現行為は、現実の善悪から自由であるべきだと思います。
    エグイところはもちろんいくつもあるし、不快になることもあります。
    でも、その反応も、自分自身が、とらわれている観念にしか過ぎないのでは、と考えさせられますね。

  5. TB、コメントありがとうございました。
    たぶん、少女が17歳になるまで手を出さない彼女の純潔を守るというのが、お爺さんなりの道徳観、倫理観だったのかもしれませんね。しかし彼女を魅了する好青年の出現によって、お爺さんの信念がもろくも崩れ去っていくあたり、カレンダーをどんどんバツしちゃうとこなんかは実に人間臭い一面だなぁって思いました。

  6. 弓@ル・シネマ

    弓は武器にも楽器にもなり得る。張り詰めた糸を解き放てば矢は疾風の如く。矢に糸を絡めて水面に揺れる船上に合わせ穏やかな音を奏でる。キム・ギドクの作品に海は欠かせないが、弓もまた「受取人不明」でも登場し、波と凪、緊張と緩和の二面性が表裏となって揺れる。
    沖…

  7. そう、ワンラブ。
    それに生きてそれに殉じたいのであります。
    予告といえば僕も「春夏秋冬〜」で度肝を抜かれました。
    こりゃ見ないわけにはいかないぞと。
    さて本作ですが、かけ離れていたのが年齢ということであって、
    学歴収入・宗教・価値観、さまざまなことを加味すれば、
    差のあるカップルなんて特筆すべきことでなく、
    バランスなんてものは本人たちの中で対処できればすむことだと思いました。
    醜かったなぁ、老人。
    でも将来自分も老害になり得ことを考慮に入れて、
    少女がいつくしむ気持ちがちょっと嬉しかったです。

  8. 「弓」The Bow キャプチャー写真と感想 +サマリア

    「サマリア」「春夏秋冬そして春」などで知られるキム・ギドク監督の12作目
    「弓」。韓国で上映期間が非常に短く、あまり多い人が映画館で見る
    事がかなわなかった様で、韓国サイトで調べても写真とか殆どヒットしなかった
    ので、(もちろん日本でも)自分で写真をキャプ…

  9. とらねこさん、こんにちは!
    >キム・ギドク作品は、それぞれの持つ映像美のおかげで、その予告まで、ありありと覚えているものが多い。上映がとっくに終わって、時間が経っても、印象に強く残っている、・・・。
    そういうのって、本当に珍しいんじゃないだろうか
     これ、まさに、そうですよね!
    音楽もまた静かな感じで合っていて、海外で評価される理由も、その辺にあったりするのかもしれませんね☆
    映像は綺麗で、内容は、結構エグイ・痛いという、アンバランスさも素敵です(^^;)

  10. 『弓』

    奇天烈なのに鮮烈な美醜紙一重ギドク・ワールドにうなる
    船上で暮らす老人と少女の物語。海に浮かぶ一隻の船の上で暮らす老人と少女。武器である弓は、楽器にもなり、韓国二胡=ヘグムの優雅な音色を響かせる。まるで神話の世界のような現実離れした幻想的な美しさが広が…

  11. とらねこさん、あにょんはせよ。
    水上ものはやっぱりいいですよねー。
    私が道徳的に、ダメダメって思うとすれば、年齢さよりも、彼女の自由意思を奪って、半ばペット化していたことの方かな。
    愛というものであれ、倫理・道徳であれ、世間でまっとうだとされているものも、自分自身が信じているものも実に矛盾に満ちているものなんですよねー。そんなところに突っ込んでくれるかのようなギドクの独創性にはやっぱりやられてしまいますよねー。。
    もーすぐ鰐、公開ですねー

  12. 『弓』

    韓国の映画です。これだけで興味を持つ人と嫌なひとがいると思います。私はあらすじを確認して気になって本当は先に観た「トリノ、24時からの恋人たち」と迷いました。しかし、この主人公の無垢な笑顔の魅力とキム・ギドク監督と作品「悪い男」に覚えがあり印象に残ってい…



  13. 「弓」 THE BOW/製作:2005年、韓国 90分 監督、脚本、製作:キム・

  14. とらねこさん、こんにちわ。
    訪問ありがとうございました。
    とらねこさんが本作を劇場に観に行っていなかったとは、ちょっと意外でしたね。
    他の監督には再現できないであろう独特な世界観でしたね。メインの2人にセリフが一切ないという点にも引き付けられました。
    ラストは本当にビックリしてしまいました。老人のやっている事は犯罪になるのでしょうが、ラストはどうにも美しく感じられ〜 よくわからない感じを受けながらも堪能できましたデス。

  15. とらねこさん、こんばんは☆
    『弓』観られてなかったとはびっくりでした。
    海の上だけなのに映像がすごく綺麗ですよね。
    少女が青年にひかれていくにつれて「女」の表情になっていくのが印象的でした。
    恥ずかしながら後半は大泣きしました
    やはり後がない老人への同情からなのか…。勝手な爺ちゃんなんですけどねぇ。

  16. kimion2000さんへ
    こんばんは★コメント、TBレスありがとうございました。
    >すべての表現行為は、現実の善悪から自由であるべきだと思います
    そうですね、私もそう思います。私は実はユング派の心理学を読んでいて、そうした物事の価値基準から自由になるように、自分の頭を再構築しようと、随分“訓練”したつもりなのですが、kimion20002000さんは、自然とそうした考えが持てるのですね。
    すごいなあ、と思います。

  17. かのんさんへ
    こんばんは★コメントありがとうございました。
    >少女が17歳になるまで手を出さない彼女の純潔を守るというのが、お爺さんなりの道徳観、倫理観
    私は、老人にとっては、少女を守り、今まで生きて来たことと、結婚して後も、仲睦まじく暮らしてゆくこと、この間の認識に、彼にとってはそれほどの違いが生じていなかったのではないか、と考えているんですよ♪
    絶対的な信頼感が築けていたからこそ、そうしたことを夢として大事に思っていたのではないか・・・そう思っています。
    少女にとっては、庇護してくれたお爺ちゃんが、男として自分に“侵入”する存在となる時、そこに違和感や嫌悪感を感じるのは、かつて少女であった女性としては、当然のことなのですが、絶対的信頼関係が今まであったから、そうは老人には思えなかったのでは・・・なんて思います。

  18. 現象さんへ
    こんばんは★コメントありがとうございます。
    ワンラブ・・・私も出来ればそれに殉じたいと思います。ですが、行き過ぎて、相手に飽きられないように、顔を変えて、などとは考えないようにしなければw
    『春夏秋冬〜』この予告も、素晴らしかったですか。私は、美しいお坊さんの世界だと思って、自分とは無縁の世界のように思っていた当時でありました。違った・・・
    >老害
    ぷぷぷこの辺り現象さんらしいセリフ♪
    “自分に置き換え”発想で、いつも笑わせてくださり、ありがとうございますw

  19. latifaさんへ
    こんばんは★コメントありがとうございます。
    そうですね、奇想天外な物語であるのに、この映像の美しさ、突き抜け感・・・
    ギドクならではの世界構築が、素晴らしい一作でした。
    これも忘れられない作品になりましたよ
    音楽も静かで、セリフも少ないのが、本当に好きです。

  20. かえるさんへ
    おはようございます!コメントありがとうございます。
    >私が道徳的に、ダメダメって思うとすれば、年齢さよりも、彼女の自由意思を奪って、半ばペット化していたことの方かな
    おっしゃる通り、少女が一体どういう経路で老人の元に来たのかが分からないし、そこら辺が描かれていないのですけれど、自由意志のまだない時期に彼女が船上にやって来ているのですよね。でも、庇護・被保護の状態で、信頼感というものが絶対的にあった・・というのが、この物語の前だったのかな、と思ったりします・・。
    それが二人で一体になって行われる弓占いに表れていたのかな、と。
    おっしゃる通り、愛の物語ということになると、とりわけ道徳文率といったところにメスが入れられるかのようなギドク的ストーリーの描かれ方なのですよね。
    しかし本当に水上モノは何しろ美しいのですよね・・・。

  21. 隣の評論家さんへ
    こんばんは★コメントありがとうございます!
    そうなんですよね、セリフがないというのが、オドロキだったりするんですが、慣れてしまうと、セリフなんかなくったって、顔の表情だけで随分と雄弁に感じてしまうんですよ。・・・
    実は私はすっかり、このセリフがない、というところが、特に気に入っている理由だったりします。
    言葉もなく一緒に居られる関係って、いいな〜って思います。
    うるさくない人を探したいです。
    影響されすぎかな?とも思いますが・・・

  22. ヨゥ。さんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました★
    お返事が遅くなってしまって、本当にすみませんでした!
    ヨゥ。さんは、ギドクお好きでしょうか?
    なんとなく、ヨゥ。さんは、好きになってくれそうな感じがします!
    私、今日も実は今さっき、ギドクの一番古い作品を見て来たところなんですよ♪
    『弓』・・・そうなんです。まだ見てなかったんですね。
    でも、見てよかったです!すごく良かった♪
    青年と出会って表情が変わりましたか。ふむなるほど。
    いや、このハン・ヨルムの表情は、本当に良かったですよね。
    ふーん、ヨゥ。さんは、おじいちゃんに同情してしまったのですね。
    私は、特に同情はしなかったかなあ(笑)

  23. ハン・ヨルムのすべて!?

     検索していて見つけたこのビジュアル。映画『サマリア』のポスターの1つなんですが、ちょっとドキッともし、見てはいけないものを見てしまったような感じがします。
     下着のCMでもこの程度の露出は珍しくはないはずなのに、直視してはいけないような印象を持ってしまう…

  24. 水面に揺れる夢〜『弓』

     韓国映画界の鬼才、というよりもはや「世界の」キム・ギドク監督12番目の作品。
    船の上で暮らす老人と少女。老人は少女を10歳のときから育て、少女の17歳の
    誕生日に結婚するつもりでいた。その日を数ヵ月後に控え

  25. とらねこさま、こんにちは〜。
    ギドクコンプおめでとうございます♪
    私はまだ7/13なんですけど、いつかコンプリートしたいです。
    『息』も楽しみですね〜。
    確かに、物凄くアンモラルな話なんですけど、私はこれ大傑作だと思いました。
    観た中ではベストです。とらねこさまのベストは何ですか?
    ではでは、また来ます〜。

  26. 真紅さんへ
    こんばんは〜♪コメントTBありがとうございます。
    お!真紅さんも、ギドクは結構、見ていらっしゃるのですね☆これはこれは。
    >確かに、物凄くアンモラルな話なんですけど、私はこれ大傑作だと思いました
    私もです!!実は、かなりこの映画の順位は高いです♪
    私のベストですか!よくぞ、聞いてくれました!『春夏秋冬、そして春』が一番好きなんですー^^
    でもでも、私も、弓はかなり好きです!



  27. 原題 THE BOW
    製作年度 2005年 韓国
    監督:脚本 キム・ギドク
    出演 チョン・ソンファン/ハン・ヨルム/ソ・ジソク/チョン・グクァン
    韓国の鬼才キム・ギドクの監によるラブロマンス。
    海に浮かぶ船の上で、2人きりで暮らす老人(チョン・ソンファン)と少女(ハン・ヨル…

  28. 1/2
    こんばんは。
    ギドクで最も好きなのは 『魚と〜』 ですけど、
    『弓』 もずいぶん好きですね。
    そう言えば「ぴあ」の読者アンケートで、
    コレに対するコメントと顔写真が載りましたよ。
    いい思い出です(笑)。

  29. 栗本東樹さんへ
    こんばんは☆コメントありがとうございます。
    栗さまは、『魚と寝る女』が一番お好きだったのですね
    『魚と〜』も、じわじわ見た後に、来る作品でしたよね。
    実は、見終わった後、この映画には、グッと深部にまで侵入されてしまいましたよ。・・・
    忘れられなくなった映画です。
    栗さまの『魚と〜』思い出話もとても良かったです。
    コメント書けなくなっていたので寂しい思いをしましたw
    でも、コメント書ける有難さを実感しましたが。
    『弓』ではぴあに載ったのですね。見たい!

  30. とらねこさん☆こんばんわ。
    コメント&TBありがとうございました!
    こちらも遅くなりごめんなさい。
    この作品の予告を観た時には、何かしらの二人のプラトニックな部分を描いていくゆったりとした映画かなとも思ったのですが・・・
    実際に蓋を開けたら、そこはかとなく感じられる男性の視線や妬み、結婚したら完全に自分の者にしてしまおうとする男の性が描かれていて、逆に哀れな老人なのだなと見てしまいました。青年が連れ去る時に、老人が取った行動の真意や想いもまたアリなのかな・・・と思ったりして。でもあのラストは凄かったですね。弓として!?奪い去る感じはもう唖然ものでした。
    映画って表現の仕方に自由があるからこそ、魅力的なものであり、また見続けてしまうものなのだと思いますね♪



  31.  物語のラストに関して述べています。気になる方は読まない方がよろしいかも。
     海の上に浮かぶ船には二人だけの世界があった。
     60歳の老人(チョン・ソンファン)はどこかから連れてきた少女(ハン・ヨルム)を10年間育て、彼女が17歳になった….

  32. orangeさんへ
    こんばんは★コメントありがとうございました!
    お忙しいところ、すみませんでした〜。
    orangeさんはお忙しいと思うので、あまりコメントTBはしないようにしよう、と思ってはいるのですが。
    とっても好きな作品だけ、TBコメントしようかな、と思っています☆
    後は、UPしている人が少ない作品を(笑)
    そうですね、思ったような“美しい”だけの映像ではなくて、老人の妬みや、少女を所有するということに対する、私達の嫌悪感、というものを感じることもなくはなかったり・・・
    だけど、そうした、“当たり前の感情”や道徳、世間的価値観、といったものに対する、ギドクならではの問いかけがそこにあるような気すらします。
    そして、老人が性ということを出すことに対して、私達がいかに美化していることに気づく、と言いますか・・・
    にも関わらずの、この映像美と、圧倒的物語。
    クセになります!

  33. 破綻しながらもなお莞爾たるギドク宇宙!

    レンタルDVDも新作人気作はなかなか順番が廻ってこない。ようやく遭遇、ごひいきキム・ギドク鐔〵沛州(2005)。ギドクは漢字に直すと<擬毒>或いは<戯毒>と、勝手に楽しむが、これもいかにもギドク、刻印は押されている。
    少女と老人が海上での二人暮らし、外界と…

  34. 映画『弓』

    原題:Hwal
    老人と若い女性と海と漁船、そして若い男性・・湖の中に浮かぶ寺と海の中の船の違いはあるけれど、"春夏秋冬そして春"と同じ孤立した世界を連想させる・・
    その少女(ハン・ヨルム)は、老人(チョン・ソンファン)によって7歳のときに拉致…

  35. 良いような悪いような(技術にこだわって芸術っぽくしようとし過ぎた感じがした)分かるような解らないようなと思っていたのですが、とらねこさんのご意見を伺い少し解ったような気がしました。

  36. <弓> 

    2005年 韓国 90分
    原題 Hwal
    監督 キム・ギドク
    脚本 キム・ギドク
    撮影 チャン・ソンベク
    音楽 カン・ウンイル
    編集 キム・ギドク
    出演 チョン・ソンファン  ハン・ヨルム  ソ・ジソク  チョン・グクァン

  37. みのりさんへ
    こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました。
    そうですね、確かにこれは、すぐに「なるほど納得。」というような物語では、ありませんものね。
    そういう反応も、仕方がないかな?と思います。
    しかし、こうしてギドクにTBをいただくと、もう一度この作品のことを、しみじみ考えてしまったりして、私としてはとっても嬉しいです。

  38. 「弓」

    よく言えば、詩的で幻想的。
    悪く言えば、エロジジイの妄執話。(笑)
    キム・ギドク監督の映画を初めて見た。
    よく、特徴がある監督だ、鬼扮..

  39. いやー、この女の子は、小悪魔的魅惑がありましたねー。
    ギドク、はじめて見ましたが、おもしろいです。
    「ギ毒」かもしれない。

  40. ボーさんへ
    おはようございます〜♪コメントありがとうございます。
    そうなんです、「ギ毒」とは時々おっしゃる方がいるんですよ。
    ギドク、大好きな監督なんです。
    常識的な価値観を覆すところが好きです☆



  41. キム・ギドク監督の作品。サマリアにも出ていたハン・ヨルムの存在感が絶品。
    天と交信している愛なのか、幼稚であるのか、ギドクにしか撮れないねこれも。婚姻衣装の韓服が美しい。青と赤と鶏も。
    公式サイト
    弓@映画生活




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