rss twitter fb hatena gplus

*

#57.心霊写真

心霊写真今日は、4月13日、金曜日。ン??
13日の金曜日。・・・そうですか、これは、これは。
ホラーの祭典が、したくなってしまったわ第一弾。
というわけで、’06年日本公開の、タイ産ホラー、『心霊写真』。本国タイで、年間の興行収入第一位を記録した大ヒットホラーだそうで。
これ、出て来る心霊写真が、映画に関係するあらすじのもの以外、全て、本物の心霊写真なんだって・・・!




タイというと、『トム・ヤム・クン!!!!』や『マッハ!!!!!』など、一体いくつのイクスクラメーションマークがつくのか分からないけれど、トニー・ジャーのアクション映画の影響で、もう、いやというほどガチ!というイメージがある。
アクション映画はそんなに好みってほどでもないので、いつでも見れる気がして、ついつい棚上げにしていたんだけれど、


心霊写真までガチ=本物


なんて聞いた日にゃ、それは見なければ、なんて思ってました。
ゲハハハハ!
霊は大丈夫なのかな?除霊なんかは、されてるんでしょうか?
ここで使われている心霊写真は本物です」なんて注意書きが、されてましたよ。


日本で心霊写真まで本物、なんて聞いたとしたら、「話題作りのため・・・でっち上げでしょ?」なんて思っちゃうところなんだけど、Made inタイなんて聞いたら、
「そいつぁ、絶対本物だ!」なんて、思ってしまうのも、ひたすらこの、トニー・ジャーの評判のおかげ。
そのうち、こちらのアクションのガチ作品も、気分転換に見てみようかな。


ところで、私が本物の心霊写真を見たことあるのって、稲川淳二のライブぐらいです。
稲川淳二のライブでは、トークのほかに、スライドで、稲川淳二の解説付きで、本物の心霊写真を見せるの。
「雑誌に載っているような偽物と違って、本物って、なんだか違うんですよね。
どこが違うと、具体的に言えないんだけど、実際にこうして見ると、分かるでしょう。」
なんて言ってました。


でやっぱり、本当に怖かったよ。なんだかイヤーな感じがするというか。
だから、きっと、本物だったと思う。うん。(・・・て、こうやって書いてみると、本当に根拠はないんですけどね

一番怖かったのは、“時間とともに、だんだんこちらを振り返る霊”ってヤツ。
あれは、怖かったぁ〜。
何年前はこの通り、何年前はここまで見えていて、今はこう。」
なんて言うんだもん。そのうち、こっちを全部振り向いたら、いったいどんな顔が。・・・ぎゃー


ストーリー・・・
友人の結婚式の帰り道、カメラマンのタン(アナンダ・エヴァリンハム)とその恋人ジェーン(ナッターウィーラヌット・トーンミー)は、突然飛び出してきた女性を車ではねてしまう。動揺してその場から逃げ猿タンとジェーン。
数日後、タンが現像した写真に、女の顔が浮かび上がる。それ以降、二人の周りで次々と恐ろしい出来事が起こり、ジェーンはひき逃げした女性の呪いだと騒ぎ出す。だが、調べてみると、どの病院にも警察にもその事件当日には、一件もそれらしき届けが見当たらないのだった。・・・


ストーリー自体はとてもシンプルな、よくある心霊譚なのだけれど、日本と作りが圧倒的に違っている部分があって、
とても理路整然と、整合性が取れているのを感じてしまう。


日本のホラーでは、理屈やら何よりやらより、情念で動くもので、理論を超えてるところが怖かったりするのだけれど、
このホラーでは、いくつもの疑問がキチンと生理整頓されていて、「おおーっ。そうか、こんな風にアジア同士でも、国が違うとこれだけ違うのだなあ」なんて思いながら見てしまいました。


「ただ単にフィルムであれば、採光の加減や何やらでいくらでも加工できるけれど、ポラロイドだったら、それは出来ない」なんていうのにも、とても納得してしまったし。


だけど、あまりに色々なことがキチンと理由づけられているので、ラストにいたっては、「それは、霊も出るだろうよ。」なんて、妙に納得までしてしまった。

そして、“肩が痛い理由”。
それもちゃんと発見がなされていて、そこは、なかなか良かったように思う。
ラストの映し方なんか、結構好き。

心霊写真@映画生活

 

関連記事

『沈黙』 日本人の沼的心性とは相容れないロジカルさ

結論から言うと、あまりのめり込める作品ではなかった。 『沈黙』をアメリ...
記事を読む

『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』 アメリカ亜流派のレイドバック主義

80年代の映画を見るなら、私は断然アメリカ映画派だ。 日本の80年代の...
記事を読む

『湯を沸かすほどの熱い愛』 生の精算と最後に残るもの

一言で言えば、宮沢りえの存在感があってこそ成立する作品かもしれない。こ...
記事を読む

『ジャクソン・ハイツ』 ワイズマン流“街と人”社会学研究

去年の東京国際映画祭でも評判の高かった、フレデリック・ワイズマンの3時...
記事を読む

『レッドタートル ある島の物語』 戻ってこないリアリティライン

心の繊細な部分にそっと触れるような、みずみずしさ。 この作品について語...
記事を読む

3,638

コメント(17件)

  1. 心霊写真 06年208本目

    心霊写真 SUTTER
    2004年 タイ   パークプム・ウォンプム 、バンジョン・ピサヤタナクーン 監督アナンダ・エヴァリンハム 、ナッターウィーラヌット・トーンミー 、アチタ・シカマーナー
    タイで年間興行収入ナンバーワンを記録し、社会現象を巻き起こしたホラー映…

  2. 心霊写真 (Shutter)

    監督 パークプム・ウォンプム/バンジョン・ピサヤタナクーン 主演 アナンダ・エヴァリンハム 2004年 タイ映画 97分 ホラー 採点★★★ 日本中がオカルトブームに沸いていた70年代後半。テレビをつければ必ずどこかで心霊写真特集や恐怖体験談をやっている、ある意味素晴….

  3. あう。
    タイトルもそのまんま「心霊写真」なんですね。
    私、幽霊とか苦手なのに知りたくて見てしまっていつも後悔しています・・・(汗)
    だから、とらねこさんの感想を読んで終わりにしよう!って思ったのに、なんだかおもしろそう。
    いつか見てしまいそうです(笑)

  4. いまだに13日が金曜日だとハッとするというのは、
    相当 『13金』 の影響ってデカかったんだなぁ、
    と思う今日この頃でお腹がゴロゴロする今。うぅ。
    タイ映画にはどんなジャンルにも、
    仏教的な教訓が含まれているところが好きです。
    無類のタイ好きとしても仏教徒としても。
    劇場公開はたったの2週間でしたけど、
    ミラノ座だったので存分に楽しめた記憶が。

  5. 『心霊写真』

     悲しいことがあると 開く皮の表紙
     卒業写真のあの人は やさしい目をしてる
     町で見かけたとき 何も言えなかった
     卒業写真の面影が そのままだったから
     人ごみに流されて 変わってゆく私を
     あなたはときどき 遠くで叱って♪
     いきなり有名な荒井由….

  6.  こんにちは。
     そういえば昨日って13金でしたね。そうですかホラーの祭典ですか・・・いや素晴らしいと思います。『2000人の狂人』(『マニアック2000』にタイトル変更されていたかも)あたりを観るとお祭り気分が更に盛り上がるかもしれませんね。
     それはそうと稲川淳二のライブに行った事があるのですか。僕はこの人の喋り方が早口すぎて内容があまり理解できず全然怖いと思わないのですが、心霊写真というヴィジュアルを使うと怖いのかもしれませんね。
     でも僕はムーの心霊体験を語るコーナーが好きですね。この前の杉作J太郎の話はあまりに凄すぎた!妄想というか何と言うか・・・色んな意味で面白かったです。本屋で吹いてしまいました。
     ところでデジカメだと心霊写真が撮れないって本当なんですかね?
     ・・・とまた全然映画と関係の無いことをダラダラと書いてしまいました。

  7. 本物の心霊写真

    111「心霊写真」(タイ)
     カメラマンのタンは恋人のジェーンと共に大学時代の親友4人組の1人、トンの結婚式に出席し、その帰り突然飛び出してきた女性を撥ね、逃げてしまう。その翌日仕事で撮影した写真に女性の顔のようなものが写っていた。その時から二人の周囲で…

  8. こんにちは!
    確かに理路整然としていたと言われれば、そうだったかも・・?
    「本物の心霊写真」という方に頭が行ってました。
    テレビででもやれば、もう一度観ようかな。
    >ホラーの祭典が、したくなってしまったわ
    5月は私もホラー月間。
    シンガポール・ホラーの「メイド 冥土」
    鈴木光司原作の「ドリーム・クルーズ」
    「ボイス」「コックリさん」監督の韓国ホラー「アパートメント」
    どれも一応、楽しみしてます。

  9. 「心霊写真」

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
    意外に面白い展開をみせるホラー映画でした。
    写真をパラパラ漫画みたいに使って恐怖を演出してなかなか面白いのだが、(その他の写真でも)その写真が何故存在するのか、何故撮ったのか疑問だったのが残念。普通はそんな写真を撮らないだろう、アン….

  10. ひめさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    ひめさんは、怖いの見て、後悔するのに、また見てしまうタイプなのかしら。
    プププ、いますよね〜★私は、子供の頃そうでしたよ。
    でもこの話、ちゃんと話自体も結構面白くまとまってますよ〜。
    Jホラーとは趣が違うんだけど、私は結構楽しめてしまいました♪^^
    ひめさんも、怖いのが見たくなったら、コレ選んでみてくださいね〜

  11. 栗本東樹さんへ
    こんばんは★コメントありがとうございます!
    そうなんですよ、私、言われて気がついたのですが、よく考えたら小学生の頃から、13日の金曜のたんびに騒いでるかも・・・。
    うう・・・成長してね〜
    で、そうなんですか、タイ映画って、仏教の教訓が映画に含まれているんですか。
    へえ〜。知らなかった♪教えてくださり、ありがとうございます!
    タイ、栗さまはそんなにお好きだったんですね。
    そして、栗さまが仏教徒っていうのも知らなかった。
    道理で、仏教に詳しいな、とは思ったのですが。
    で、これって、ミラノ座でやってたんですか。栗さまのことだから、言い間違えてませんよね・・・東急ミラノビル、って訳じゃなくて、ミラノ座、なんですね。しょえーあんなでっかいとこでやってたんですか。
    しかも、たった2週間!終わるのが早いはずだぁ。

  12. 蔵六さんへ
    こんばんは★コメントありがとうございました!
    >『2000人の狂人』
    おお、そうですか、そうですか、蔵六さんおススメのホラーですか。
    って、それ、ホラーの様相をした馬鹿映画じゃないですよね?
    蔵六さんのオススメは、“○○の皮を被ったバカ映画”というのが圧倒的に多いからなあ(爆)
    >僕はこの人の喋り方が早口すぎて内容があまり理解できず全然怖いと思わない
    エーそうですか?私、そう思ったことなかったです。
    普段の話をするペースより、だいぶ遅くしゃべってると思うんですが・・
    >ムーの心霊体験を語るコーナー
    面白そう〜蔵六さんの好みって、本当、私のツボなんですヨ。きっと、気に入るはず!でも、
    >本屋で吹いてしまいました
    完全に立ち読みじゃないですか!
    >デジカメだと心霊写真が撮れないって本当なんですかね?
    いやいや、私もここ、気になりました。まさか、デジカメでも、映りますよね?
    だって、TVカメラでも映るわけでしょう?
    なぜ、デジカメがダメなの?

  13. CINECHANさんへ
    こんばんは★コメントありがとうございます!
    CINECHANさんも、なんだかんだ、ホラーが大好きでいらっしゃいますもんね〜
    私も、ホラーが大好きなんですが、DVDで見る方が多いかもしれません。
    >シンガポール・ホラーの「メイド 冥土」
    これ、予告面白そうだったので、私も見るかも♪
    >「アパートメント」
    私、『コックリさん』、も『ボイス』も大好きだったんですよね〜。
    なので、予告で見て、うーん、こっちも見たいな〜、と思ってました。
    >鈴木光司原作の「ドリーム・クルーズ」
    これだけ抑えてませんでした。なんとなく、『ドリーム・ガールズ』と、“トム・クルーズ”を足して2で割ったような、嫌な予感
    『ドリーム・キャッチャー』だったりして(爆)

  14. こんばんは〜。
    これ、評判良かったのではりきって劇場まで観にいってしまいました(爆)期待しすぎたのか、もうひとつといった印象でした・・・結局は貞子なんですよね(笑)
    ラストは「そうきたか!」ってカンジでよかったです。

  15. 心霊写真

    「心霊写真」を動物園前シネフェスタにて鑑賞。
    本国タイで大ヒットしたホラー映画。心霊写真を媒介に、登場人物たちを襲う恐怖の数々が戦慄の映像で描かれてゆく。友人の結婚式の帰り道、カメラマンのタンとその恋人ジェ???? x?? H

  16. baohさんへ
    こんばんは★コメントありがとうございました!
    オッ、baohさん、これ、映画館でご覧になったのですね。
    まあ、貞子は、アジアンホラーに消えない影響を及ぼしましたよねえ。うむ。
    でも、ラスト、うん、楽しかったです〜♪

  17. 心霊恐怖映像動画大全集

    心霊恐怖映像動画を集めました。




管理人にのみ公開されます

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)


スパム対策をしています。コメント出来ない方は、こちらよりお知らせください。
Google
WWW を検索
このブログ内を検索
『沈黙』 日本人の沼的心性とは相容れないロジカルさ

結論から言うと、あまりのめり込める作品ではなかった。 『沈黙』をアメリ...

【シリーズ秘湯】乳頭温泉郷 鶴の湯温泉に泊まってきた【混浴】

数ある名湯の中でも、特別エロい名前の温泉と言えばこれでしょう。 乳頭温...

2016年12月の評価別INDEX

年始に久しぶりに実家に帰ったんですが、やはり自分の家族は気を使わなくて...

とらねこのオレアカデミー賞 2016

10執念…ならぬ10周年を迎えて、さすがに息切れしてきました。 まあ今...

2016年11月の評価別INDEX & 【石巻ラプラスレポート】

仕事が忙しくなったためもあり、ブログを書く気力が若干減ってきたせいもあ...

→もっと見る

【あ行】【か行】【さ行】【た行】 【な行】
【は行】【ま行】【や行】 【ら行】【わ行】
【英数字】


  • ピエル(P)・パオロ(P)・パゾリーニ(P)ってどんだけPやねん

PAGE TOP ↑