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#41.龍が如く 劇場版

龍が如く 劇場版毎月1本づつUPしている“今月の三池さん”。
今月は劇場公開作品で嬉しい。
折りしもギドクフェアを開催していた矢先、まさか合言葉で“キム・ギドク”が使われると来たら、もう、運命を感じるしかない。




まさか、“あんまり喋らない韓国人”という設定の役者さん、コン・ユを使って、そこだけ「キム・ギドク」なんて言うわけじゃあ、あるめぇな・・・?(笑)

ストーリー・・・
10年振りに桐生一馬(北村一輝)が出所して、神室町は俄かに騒がしくなっていた。なぜなら、彼の出所と同時に、東城会の金100億円が、銀行口座から一気に消えたからだ。
往年の敵であった真島組の組長(岸谷五朗)も俄然、いきり立つ。
だが桐生には目的があった。遥(夏緒)を母親、美月(高岡早紀)に一目会わせてやりたいという。・・・


これ、プレステ2でのゲーム『龍が如く』の映画化作品、ということで、実は『龍が如く 序章』も、ちゃ〜んと予習していた私。
すっかり、裏切られました。そんな無駄な予習、するんじゃなかった(笑)
『〜序章』自体は30分しかランニングタイムがなくて、ゲームの複雑な人間関係(らしい)の、子供の頃の話から始まり、そこで風間を中心にしたヤクザの抗争に巻き込まれた桐生が、刑務所に入れられてしまうまでのお話。

そして、「この先はゲームで!!」なんていう終わり方。
ゲームをする予定のない私は、「これ見て何の意味があったんだろう・・・」と、ガックリ膝をついていたところ、去年11月に映画化作品公開の噂を聞いてました。
ゲームは、なかなか複雑な人間ドラマに仕上がっているらしいのですが、この作品、本編は、三池監督にかかったら、そんな期待を、ちゃーんと裏切ってくれました。
なんというか、“三池流に”裏切っていました。

Wallpaperゲームのファンで、三池映画をあまり見たことのない人は、怒っちゃうのかな。
逆に、三池ファンは喜ぶ仕上がりになっているのかも。
岸谷五朗のキレっぷりは楽しいし、エンケンの使い方も面白い(もちろん、私は声で分かりますわ〜w)。
主人公の桐生一馬役の北村一輝も、とても男前で、カメラ映えするし、上半身の筋肉は美しいし。

アクションシーンも、楽しいし、オチもやっぱ三池さんならでは。
オススメとまでは言わないけど、三池ファンは見てね
(あ、ここでだいぶ絞られましたヨ♪)

それにしても、いやはや、こんなに歌舞伎町でロケしていたとは。
様々なシーンで、色々な角度からの歌舞伎町が見れる映画。
初めのシーンで、“歌舞伎町一番街”の赤いライトをもじった、“神室町一番街”のセットを見てまず心が躍る。
ちなみに『殺し屋1』の時は、やはりここの歌舞伎町一番街のシーンがあるけど、その時はちゃんとロケだったのよん。


岸谷五朗が初めのシーンで金属バットを持っていて、歌舞伎町をもじった画が出てから、「あそこのバッティングセンター使われるといいのに」
と思っていたバッティングセンターが、ちゃーんと使われていて(桐生と真島の最初の一騎打ちのシーン)、納得、納得。
だってね、私、歌舞伎町を撮るなら、絶対あそこのバッティングセンターを使うべき、と思ってますから!


大体、ミラノ座より裏手の歌舞伎町の裏通り、ラブホ街に向かった辺りの一角は、なんだか妙にくすんでいて、これぞ“歌舞伎町裏通りでござい”とも言ふべきところ。
ここが使われているのが、もう、妙に嬉しくって仕方がないんですよね〜。


「あそこ、コマ横にあるソバ屋(今ではカレー屋の後ろ)から見た画だ!」とか、
「あ、今の、ミラノ座右から入った通りだ」とか、
馴染みの深い歌舞伎町がいろいろと映し出されて、面白かった〜♪

岸谷五朗が大立ち回りをしたシーン(散らかし放題の喧嘩のシーン)はさすがにセットだったようだけど、
歌舞伎町にヘリを低空飛行で飛ばしていた、あのシーンはどうなんでしょうか・・?
いや、まさかね。


 

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コメント(53件)

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