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22.テイキング・ライブス

テイキング・ライブス キャスティングの珍


 


 




1983年、カナダ。1人の少年が家を出た。その名をマーティン・アッシャー。
数日後、母親の元に彼が交通事故で死亡した、という知らせが届く。だが・・・。 そして、現在。

ある工場で白骨化の進んだ死体が発見される。絞殺され、両腕を切断されてもいる被害者の死体。解決困難な広域猟奇殺人の匂いを感じたモントリオール警察のレクレア(チェッキー・ケイリオ)は、FBIに捜査協力を要請。

モントリオールに単身で乗り込んできた特別捜査官イリアナ(アンジェリーナ・ジョリー)は、殺人現場と死体、あるいは現場の写真だけで犯人像を分析するプロファイルの天才だった。


パーケット(オリビエ・マルティネス)とデュバル(ジャン=ユーグ・アングラード)の二人の刑事は、死体が発見された地中に横たわるイリアナの姿を見る。彼女はそこで犯人の思考に深く入り込んでいるのだった。


たちまち、誰も気づかなかった些細な点から犯人像を指摘するイリアナ。捜査は少しずつ進展を見せ始める。そんな矢先、次の殺人事件が起きる。今度の事件には目撃者がいた。その男コスタ(イーサン・ホーク)にイリアナは尋問する。


一方、死んだはずの息子をフェリーの中で目撃したと、アッシャー夫人(ジーナ・ローランズ)が警察に届け出る。夫人は自分の息子を、とても残忍な性格で危険な人間だ、と言い放った。


イリアナはその証言を気にとめ、アッシャー夫人に会いに行く。イリアナの推理と捜査によって、マーティン・アッシャーが生きていることが確実になる。


彼は自分の死を偽装するため、最初の被害者に成りすまし、以降それを繰り返しているのだ。

”人生そのものを乗っ取る(=テイキング ライブス)
そして、その人生に飽きたら次の獲物を探すのだ。果たして今は誰に成りすましているのか?
イリアナの直感は彼が近くにいると、と伝えていた。コスタの前に現れる謎の男(キーファー・サザーランド)。


彼がマーティンであり、コスタが次の目標なのか?コスタの警護を開始するイリアナたち。だが、事件はイリアナの想像を遥かに超え、彼女の人生自体を翻弄する衝撃的な展開を見せる・・・。


アンジェリーナ・ジョリーのミステリーは、“ボーンコレクター”が良く出来ていたけど・・最近のアンジーは、どうもイメージが強すぎて、出演作品の役柄まで影響を及ぼしてしまう。


つまり、どういう事かと言うと、個性が強すぎて、役柄とのズレがある場合、それを演技でカバー出来なくなってる気がするのだ。私生活が派手だから?顔が、強気でセクシーな役柄しか合わないから?


そういう事も全部、関係してくるかもしれないが・・・まだMR.AND MRS.SMITHみたいに、個性と役柄がピッタリマッチしている分にはいいかもしれない。(私には、アンジーが銃を構えると、ララ・クラフトにしか見えなかったけど)


だけど、観客が、“セクシーで派手なアンジー姐御”しか見たくない、と思うようになると、こんな風なミステリーでも、なんだかしっくりこなくなってくる、と思うのだ・・。


それに、この映画、他の役者も全部、キャスティングが???と言う感じ。ジーナ・ローランズに、ジャン・ユング=アングラード。この人達がなんで、こんな役なんだろ?なんだかもったいない。


極めつけが、イーサン・ホークの殺人鬼!イーサン・ホークは、殺人鬼には見えないでしょ〜!


「何もわざわざ、この役者がやらなくたって」と言う気持ちでいっぱいだった。役に合っていたのは、“24ジャック”キーファー・サザーランドだけ。ダミーだけど。


狙ったほど、意外性はなく。犯人に騙されるFBIプロファイラーほど、間抜けなものってないんじゃないかな。


 

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コメント(3件)

  1. テイキング・ライブス

    Taking Lives カナダ・ケベック州・モントリオール。 猟奇殺人事件の捜査に、地元警察のレクレア(チェッキー・カリョ)はFBIのスコット特別捜査官(アンジェリーナ・ジョリー)を呼び寄せる。 彼女はプロファイルのプロだった。 彼女が来てすぐに、新たな事件が起きる。…

  2. 本年も宜しくお願いしまぁ〜す!
    >この映画、他の役者も全部、キャスティングが???と言う感じ
    キャラクターは良いのに、キャストの個性が確かに噛み合っていない部分を感じました。
    腕利きプロファイラーがそんなミスを犯すのか?
    今まで長いこと“テイキング・ライブス”を成功させてきた男が、そんな危険を犯すのか?
    と思えるような、強引さも気になりましたが(苦笑)
    >強気でセクシーな役柄しか合わないから?
    あまり彼女の顔は得意じゃないので余計そう感じるのかもしれませんが、アクションをしているか、男を色香で“駄目”にしているシーンしか、どうしても思い浮かびません(^^ゞ

  3. 哀生龍さんへ
    あけましておめでとうございます!
    こちらこそ、今年もよろしくお願いします★
    そうなんですよね、色々と、この作品に関しては、トホホホ
    結構こういったジャンルは、もう、どれもこれも似たりよったりな気がしないでもないですが、それにしてもこの映画は酷かったですねー。
    >男を色香で“駄目”にしている
    ふふふ(笑)この人の持ち味って、こんな感じですよね。
    私はアンジーは実は『17歳のカルテ』以来好きだったりしたのですが、もう飽きてきました。




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