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13.25時

25時25時間後に収監を控えたひとりの男が、絶望感を抱えながら過ごす最後の自由な24時間を描く。




エドワード・ノートンってば、役柄で目付きが違うんだよね。
あと、この映画って、トビー・マグワイアがプロデューサーに名を連ねてたよ。
全然知らずに見てびっくり☆

 25時・・原題を正確に訳せば25時間目。
刑務所に入れられるまでの猶予時間、たったこれだけの長さの時間の中で、今までの自分の人生を精算するのだ。

テーマもいいし、全編に流れる憂鬱なクラシック、心象風景的な画像。私には大満足でした(^-^)

 ドラッグ・ディーラーが刑務所に7年間入れられる、その最後の日。
最初は、別に、当然の結果じゃん、とか思ってた。まさか、主人公に感情移入出来る、とはまず思えなかった。ところがドッコイなんだよ。

そのキッカケになっていたのは、彼の昔からの“マトモな”友達。頭の回転が早くて、物事を即決するのが得意な、だけどどこか世間ズレしているウォール街の戦士、株式市場のディーラー(バリー・ペッパー)。
平凡でどこか頼りない、垢抜けしないが本当はまじめで心優しい、英語教師(フィリップ・シーモア・ホフマン)。

これらの昔からの友人が見せる、彼への本当の友情。
彼のこれからの人生を、理解した上で、彼にかけられる言葉や、示される思いやり。

そのような物を見ているうちに、悪い方へ進んでしまったけれども、元はいい奴だった一人の友達・・そんな風に思えて、次第に感情移入しちゃうんだよね。
彼女に対する思い(ロザリオ・ドーソン、キュートです☆)とかね、決して悪い人じゃない・・みたいに。すっかり向こう様の思うツボ(笑)

ま、だけど、悪い友達のいる人なら分かるよね、この気持ち。 最後も、納得できる終わり方で。いい感じのカタストロフィー。

悪い友達のいる人へ。
男の友情と、踏み外した人生からの転換と再生物語。

 

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コメント(1件)

  1. 25時

    25時間後に刑務所へ収監される男の一日を描いたドラマ。監督はスパイク・リー、主なキャストはエドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ペッパー、ロザリオ・ドーソン他。
    <あらすじ>
    ニューヨーク。ドラッグ・ディーラーだったモンティは、何者か…




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